黒ひげ=ロックスの息子確定!“血統”が暴かれた後のティーチは何を狙うのか?【ワンピース考察】

ワンピース第1154話で「ロックス・D・ジーベックはマーシャル・D・ティーチの実父」という衝撃の事実が明言されました。

ロックスの顔つきが黒ひげと酷似していたこと、そして“ジーベック号”の船名など、これまで散発的に出ていた伏線が一気に回収されたかたちです。

「ロックスの息子」という肩書きを得たティーチが今後どのように動くのか。

これまでの言動・勢力図・作中テーマをもとに予想します。

Dの一族はテンプル騎士団と関係

ロックスの“世界支配”という遺志を引き継ぐ

ロックスはかつて「世界政府への直接挑戦」

具体的には天竜人やその奴隷を狙い“世界のタブー”に踏み込んだ稀代の危険人物でした。

父子関係が確定した今、ティーチが目指すゴールも単なる“海賊王”ではなく「父が果たせなかった世界政府転覆」である可能性が一気に高まりました。

実際にロックスは当時の海軍元帥を殺して世界政府から狙われるようになりました。

●世界政府を揺るがせるシンボルへ

インペルダウン襲撃、黒ひげ海賊団の元七武海勧誘、ハチノスでの“海賊島国家”樹立など、ティーチの行動は“既存秩序を裏から食い荒らす”方向に一貫しています。

今後はロックス並み、あるいはそれ以上の“正面突破”を狙うはずです。

●“D”の一族 vs. 世界政府の最終図式

ロジャーの意志を継ぐルフィ、ロックスの血を継ぐティーチ――“D”内部で相克するライバル構図が鮮明になります。

ロジャー&ガープ連合に敗北したロックスと同様、ティーチは“ルフィ&コビー or 新世代海軍”を並列させた再演を仕掛ける可能性が高いでしょう。

ルフィの「夢の果て」とは一体何か

ティーチの現在地:四皇・黒ひげ海賊団の戦力チェック

部隊 主なメンバー ポジション
船長 ティーチ(闇闇・グラグラ、第三の“枠”あり) 四皇/ハチノスの“王”
元ロックス陣営との縁 王直(オウチョク)、カタリーナ・デボン、シリュウ、ピサロ 父親の元仲間・思想を色濃く継ぐ布陣
傘下 アバロ・ピサロ(悪政王)、サンファン・ウルフ(巨大戦艦)ほか 「世界政府に憎しみを抱く囚人・巨人・研究者」が多い点が特色

かつてロックスの船に乗っていたシキやステューシーら“在野の残党”を取り込めるかが、黒ひげ軍拡のカギになります。

今後の行動シナリオ5本

1.古代兵器の奪取:プルトン・ウラヌス連続強襲

ロックスが目指した「世界一の火力」を継承するなら、古代兵器のコレクションはマスト。

プルトン(ワノ国地下)を狙いワノ再侵攻、さらに「天からの兵器」ウラヌスを握る世界政府と直接衝突というラインは、最終章の火種として極めて濃厚です。

2.“God Valley 2.0”を仕掛ける ― 聖地マリージョア襲撃

父を葬ったゴッドバレー事件のリベンジとして、聖地マリージョア=天竜人の本拠地を急襲。

これは“ロックスの意趣返し”であり、世界政府を瓦解させる最短ルート。

頂上戦争で実証済みの「事件を利用して漁夫の利を得る」ティーチらしさも活きます。

3.シャンクス&ルフィとの“三つ巴”へ

●シャンクスとの決着

ロックス残党と深い因縁を持つシャンクスが黒ひげの前に立ちはだかる展開は外せません。

シャンクスの“未来を守る覇王色” vs. ティーチの“闇を引きずり込む覇王色”の対比は王道クライマックス。

●ルフィとの“王の器”対決

ロジャーの意志 vs. ロックスの血筋というフレーミングで、“麦わらの一味 VS. 黒ひげ海賊団”を最終決戦の一角に据える構造がより明確になりました。

4.ロックス残党の総招集

シキ(金獅子)の復帰

インペルダウン脱獄組の頂点にいたシキが「ロックスの息子」という大義名分のもと黒ひげ陣営に吸収されれば、“空を切り裂くフロート艦隊”ד地震+闇”の空前絶後の火力が完成。

テューシー(元ミス・バッキン)の立ち位置

MADS絡みの研究データと“ロックス船員の血”を持つ彼女を、黒ひげが取り込むか、ベガパンクサイドが守り切るかで科学戦線が割れるでしょう。

5.“第三の悪魔の実”を求めてエルバフ潜入**

ティーチの特殊な体質には「三つ目の実を食べる伏線」が残っています。

エルバフ編で語られた“巨人族が守る禁断の実”が候補に挙がる中、父ロックスに憧れながら拒絶された過去を持つ王子ロキとの邂逅が、黒ひげの動機を補強するイベントになりそうです。

※1つ目がケルベロスの実ではなくティーチの持つ特性だった場合。

血か、意志か――“D”の最終試練へ

ワンピース1154話で明示された血縁関係は、「血統を超えて意志が受け継がれる」というワンピースの主題を一段深く照らしました。

ロジャーの意志を“肩書きゼロ”で継いだルフィに対し、ティーチは“世界最凶”ロックスの血統をまとったまま、父を超えるか否かが最大のドラマになります。

ティーチの次なる一手は、“ロックスの名を世界の表舞台に再び刻む”こと――すなわち
①古代兵器をかき集める → ②マリージョア襲撃 → ③ルフィ・シャンクスとの最終頂上決戦
この三段ロケットが今もっとも濃厚なロードマップといえるでしょう。

最終章はすでに“怒涛の回収フェーズ”に突入しています。

黒ひげという“血統×野心”の怪物が、父ロックスの影を背負いながらどこまで暴れ回るのか。

楽しみです。

ナミが【I’m AN】で海賊王ロジャーの娘説

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