十字架のろくにんネタバレ185話【考察】失神ゲームで死を美しいと感じた至極京
<十字架のろくにんネタバレ185話【考察】失神ゲームで死を美しいと感じた至極京>
漆間俊が考えていたのは、自分が失神ゲームで至極京を変えてしまったということ。現実には、すでに至極京の中には闇があり、それを死に触れさせることで強くさせたのだろう。
※十字架のろくにん185話の本編ネタバレを含む場合がありますのでご注意下さい。
命を大切にしていた
至極京は足元にいる虫を踏みそうになった小3俊の肩を掴んで回避させていました。
よって、この時点では至極京も命というものを大事に思っていたか、そう見せていたということです。
しかしながら、その時にまるでイジメのように見える失神ゲームと出会います。
遊びということですが、その臨死体験が少年たちの心を動かしていました。
実際に失神ゲームというのは小学校で流行っていたところもあり、それによって意識不明になることで問題になったこともあったものです。
日本では胸を強く押すものが多かったですが、十字架のろくにんで行うのは首絞めです。
至極京に頼まれた漆間俊
至極京はその失神ゲームに興味津々。
元々歪みは持っていたと思って間違いないでしょう。
そして至極京に頼まれて首を閉める小3俊。
強く締めながら、殺してしまうんじゃないかというくらいまで。
これによって至極京は狂ってしまったと小3俊は思っています。
涙するほどの感動
臨死体験をした至極京。
ここで死というものが如何に美しく綺麗ですごいものなのかを体感しました。
至極京が死に執着するようになったのは、確かにこれが原因かもしれません。
元の要素、それを引き出したとも言えるでしょう。
帰り際には、せっかく生かしておいたはずだった虫をあえて踏み潰していきます。
至極京にとっての死は美しいものであり、それに導くことが悪いこととは思っていないのか。
だとすれば、罪悪感など皆無で当たり前に人を死に導けるのが分かります。
漆間も協力して人を殺す
記憶を失っている漆間俊。
なぜ至極との思い出が消えたのか。
今のところ、そこまで衝撃的なものではないように思えます。
ここからウサギでは飽き足らず、遂に人まで殺し始める至極京となっていくのではないでしょうか。
自分自身が、手を下したのか、遠巻きにそれに導いたのか。
これは不明ですが、徐々に漆間の精神も崩壊していき、それを塞ぐように自らを守る機能として脳が記憶を失わせたのかもしれません。
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