十字架のろくにんネタバレ173話【考察】ヒーローになりたかった北見の回想と結末
<十字架のろくにんネタバレ173話【考察】ヒーローになりたかった北見の回想と結末>
北見の回想。ヒーローになりたかった北見。どうやら斬り付けられた時に死は覚悟していた様子。そして漆間と川奈を救うために死ぬというヒーローに最後になれた。
※十字架のろくにんの本編ネタバレを含む場合がありますのでご注意下さい。
死んだ北見の回想。
川奈との話の中で、どんな最期を迎えたいかという話が出てきます。
北見が憧れたのはヒーロー。
現実はそんなこともなく終わってしまう状況。
しかも橋田市に入ったところでは最初に斬り付けられ、それによって自分の命がもう危ういことを知ります。
北見は自分が足手まといなだけでヒーローになどなれずに死んでしまうと感じていました。
ただ保管庫での局面。
自爆して2人を救うことで自分の死に意味を感じ始めました。
それこそヒーローと呼べる漆間を生かすための動きです。
最終的に死亡して、漆間と川奈を救い出した北見。
川奈は北見がヒーローであったことを示していました。
それでは十字架のろくにん173話を考察していきます。
斬られた傷は致命傷だった
裏口から逃げた漆間と川奈は爆弾で吹き飛んで死んでいる北見を発見します。
そして回想。
川奈と共に「どんな最期」についての話。
どうやら橋田市の始めの時点で斬られた傷は致命傷になっていた様子です。
どこかで離脱することを考えていた北見は、自分の人生を振り返っていました。
憧れたヒーローに慣れない人生
北見が憧れたのはヒーローでした。
しかし言葉にしても、それらしいことは全く出来ず、そこにある感情や吐露する言葉は全てウソだと自身で感じていました。
そんな北見は、あの保管庫においても漆間が自らを犠牲にして身代わりとして飛び出そうとする姿を見て自分が嫌になります。
更に言えば、漆間への憧れ。
まさに正義の使者、ヒーローそのものの動きをしているのが漆間という感じがしたのでしょう。
ただ北見はこの局面で自分自身が犠牲になることで、目指した夢が叶うのではないかと感じます。
そして自爆。
ある意味で北見は自分の夢を叶えたと言えるでしょう。
北見はヒーローだった
胴体と顔だけでになった北見。
これを川奈と共に埋める漆間です。
そして川奈は北見を思い出し、ヒーローだったことを感じているところです。
漆間は北見の最期の言葉となった川奈をよろしくの一言を胸に、この元凶となった至極京を更に恨むことになりそうです。
また木部も吹き飛んでいいましたが、現状ではそれがどうなったかも不明です。
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