ロックスとロジャーとガープの真の狙いが非情な狩猟大会の壊滅にあった|ワンピース考察

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ロックスとロジャーとガープが戦ったゴッドバレー事件はグラディエーター闘技の壊滅狙い|ワンピース考察

ゴッドバレーの真実。

その一端がワンピース1095話で明らかになったことで匂い立ってきた一つの可能性があります。

「本当に凶悪なロックス海賊団を壊滅させるためにロジャーとガープは組んで動いたのか」というものです。

ゴッドバレーでは38年前に3年に1度開かれる狩猟大会が行われていました。

天竜人が行っていたのは敗北すると種族が消滅するという悲惨な大会です。

最悪の所業ですが、その場所が壊滅することになったゴッドバレー事件と考えるなら”革命的に用意された戦いだった”と言えなくもないでしょう。

Dの意志を継ぐ者が3人集まって、ただ敵対する戦闘をしたとはどうも思えません。

最強ロックス海賊団メンバーと懸賞金

わざとゴッドバレーを壊滅に追い込んだ

ロックスはロジャーにとって当時最強の敵と評されていました。

最終的にはゴッドバレーにて当時海軍本部の中将だったガープと共にこの敵を撃破

結果的にゴッドバレーは消滅することになりました、とされています。

ロックスはそもそも政府の転覆を狙っていた様子もあり、その事件のほとんどは闇に葬られて情報が抹消されています。

このあたりでも少し匂い立つものですが、今で言うところの革命軍の役割をロックスが担っていたのではないかとも推察されます。

ドラゴン率いる革命軍よりは野蛮な存在でもロックスが考えていた部分、その意味するところは同じだった可能性は十分あります。

最終的にロックスが成し遂げたのはゴッドバレーという種族の滅亡を生み出す狩猟大会というふざけた遊びの壊滅

そう考えると凶悪と呼ばれたロックスがDの意志を継ぐ存在だったことにも頷けるでしょう。

ゴッドバレーにてロックスが倒されたにも関わらず、ロックス海賊団のメンバーだった後の四皇たちがそのまま逃げ果せているところも気になります。

自作自演では? その可能性を示唆する伏線にも見えてきます。

あくまでもDの意志を継ぐ者は、やはり現行の政府に対する敵役である必要があるのではないでしょうか。

そしてロックスの血統を引くと考えられているティーチの本当の目的は、もしかするとロックスが成し遂げられなかったことをすることなのかもしれません。

ロックスの息子がティーチ(黒ひげ)で確定か

ティーチはハチノスで夢を叶えたい

ロックスが政府に取って代わることで世界に何をもたらそうとしたのかは不明です。

もし先述の通り「ゴッドバレーで行われた狩猟大会」を壊滅させることで種族の崩壊を導いた場所を無くしたい想いがあったとすればどうか。

元々ロックス海賊団はハチノスで集められた粗暴な猛者をまとめて作られた海賊団です。

いやもはや海賊団という印象というよりは単に荒くれの集団とするのが妥当な気がします。

後の四皇を含め、あらゆる強者がこの場で戦闘を繰り広げたことになります。

そういう意味では海賊団という名を付けていない麦わらの一味に近い存在だった可能性すら出てくるところ。

それぞれの想いがありながらロックス船長が目指したのは世界政府に取って代わることだったとすれば、クルーの目的は目的で引き受けるルフィに近いものを感じる部分もあるでしょう。

そしてティーチの考えとも当然重なる部分です。

ティーチがロックスの血縁者であるのなら、その想いを叶えるべくハチノスをゴッドバレーで行われていたものとは真逆のものに仕上げようとしている可能性もありそうです。

ティーチもDの意志を継ぐ者の一人です。

よって政府側にとって敵対する存在となっていくのは明白であり、ロックスの未達成の目的のために海賊王を目指しているとも考えられます。

要するにティーチの夢の果にはロックスの夢があるのではないかというところ。
ルフィの「夢の果て」とは一体何か

今は手段を選ばない方法で海賊王を目指していますが、それが政府を転覆させるのに必要なことならプロセスは完全無視で目的達成のために尽力しているツワモノということになります。

結果的にハチノスでは種族が争って滅亡を賭けるのではなく、オリンピックのようなものを開催して他種族でも競い合いに殺しのような野蛮な方法を取らずに交流するものを作り出していくのか。

なんとなくティーチは”シンプルに敵対する存在”とも思えないのが今までの流れからも感じ取れるところでしょう。

対比を感じるハチノスのオリンピア説

真実を知るのはガーリング聖なのか

ゴッドバレーの過去について語られたワンピース1095話シャンクスと似た顔をした若き日のガーリング聖が登場しました。

これでシャンクスとガーリング聖が血縁者であることが確定。

元よりフィガーランド家の人物であることは映画からも分かっていたことですが、本編での確定事項と言える伏線はこれが初めてと言えるところでした。

ゴッドバレーに若き日のガーリング聖がいたので、ここでシャンクスが何らかの形でロジャーに移っていくのでしょう。

そう考えると神の騎士団となっているガーリング聖ではありますが、ロジャーたちを含めて海賊という存在に恨みを持っていると考えてもおかしくはありません。

ではなぜシャンクスをゴッドバレーに置いたのか。

このあたりの謎については、また明らかになるでしょうが、場合によってはフィガーランド家そのものがDの意志を継ぐのではないかとも言われているところ。

置いたのではなく、ロジャーにガーリング聖が預けたという可能性はないか。

本当はフィガーラン・D・ガーリングだとすればどうか。

外の世界に導き手となるシャンクスを放り出したことで、今ある政府の転覆を狙ったのがガーリングなら胸の熱い展開が待っているのかもしれません。

ゴッドバレーの様相が分かったことで一挙にロックスとロジャーとガープの繋がりというものが違和感を持つことになりました。

皆が皆そろってDの意志を継ぐというのもまた偶然ではないでしょう。

Dが繰り出した壮絶な嘘の中で、世界政府が内部から崩壊をさせられようとしている。

果たして全ての真相はどう決着を付けられるのか。

また新たな情報が出次第、改めて記事を更新していきます。

Dの一族はテンプル騎士団と関係



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