約束のネバーランドネタバレ173話【最新確定速報】ピーター自殺!人間の世界も同じ!
約束のネバーランド173話でピーターの回想と自殺が確定しました。
(週刊少年ジャンプ2020年18号3/30発売より)
ピーターはなぜ死んでしまったのか。
それは負けを認めたと同時に、人間の本当の怖さを知っているからと言えます。
ピーターは言います。
鬼などまだ可愛いものだぞ。
鬼が食用児にしてきた事なんて、人間は人間同士で遥か昔から繰り返してきている。
そう、人間は人間を食わないのにだ。
-ピーター・ラートリー-
(約束のネバーランド173話より)
ある意味で一番、芯を捉えたピーターの言葉かもしれません。
それでは約束のネバーランド173話を考察していきます。
兄が気付いた真実
世界を守る事がラートリー家に与えられた使命でした。
それを小さい時から叩き込まれ誇りにしていたピーターです。
ピーターは兄の事(ジェイムズ・ラートリー)が好きでした。
ピーターにとって、兄は英雄の様な存在だったと言えます。
そんな兄は過去に起こったユリウスの裏切りについて知る事になります。
今まで教え込まれてきたラートリー家の美談とは全く異なる真実を知って、ピーターの兄は変わってしまいました。
二世界は守らなければならない現実と考えながらも、では食用児はどうすれば良いのかと感じます。
罪悪感と使命感の2つのジレンマに追いやられていたと言えるでしょう。
ピーターは素晴らしいと感じた
ピーターは、その事実を知ってもユリウスの裏切りなどを苦しさに思わなかった。
私情を排して世界を救ったユリウスに感銘を受けている小さき頃のピーターです。
しかし兄はピーターに言います。
これは罰だよ。
そして呪いだったんだ、ピーター。
-ジェイムズ・ラートリー-
(約束のネバーランド173話より)
ここから兄は大きく食用児を救う側に舵を切っていきました。
止めようとするピーターではありましたが、結果は知っての通りになります。
確かにユリウスがやろうとした事は、どこかで保身があったに違いありません。
しかし、142話で語られている現実もあったでしょう。
一度差し出せばそれで終われる。
ただ一度きりで奴らとの関わりを永久に断てる方法があるのだ。
-ユリウス・ラートリー-
(約束のネバーランド142話より)
もう自分の知っている者からの犠牲を出したくない気持ちもありました。
ただ同意されなかった仲間を全て食用として差し出した事実は、ラートリー家に重くのしかかっていると言えます。
ピーターの兄であるジェイムズは、これに耐えかねたとも取れます。
兄の謀反を許さない
ピーターは、ラートリー家を守らなければならない衝動に駆られました。
結果的に、ジェイムズを謀反の罪で追う事になります。
追い詰められたジェイムズは川に身投げしました。
死体を目の前にしたピーター。
最後の言葉は、笑顔で「ピーターにすまないと伝えてくれ」だったと言います。
亡骸を前に泣き叫ぶピーターでした。
本当に兄が好きだった事は分かります。
その兄への思いよりも、世界を守るという自分の使命を優先したピーターでした。
ピーターの自殺
全てに優先した自分の使命を、エマに「背負わさせれたもの」と言われた事に崩れさろうとする心がありました。
好きだった兄を殺してまで、守り通したラートリー家の使命です。
そう簡単に「あれは間違いだったんだ」と思えるものでもないでしょう。
続いた1000年の歴史もあります。
エマの一言で全てがひっくり返る事が無いのも容易に想像出来ます。
一緒に生きようと言うエマですが、全てを諦めた様な表情のピーター。
ここで冒頭に伝えた人間の恐ろしさについて語ります。
鬼は人間の鑑だと言い残し、好きにすればいいと伝え、自分は地獄で楽しむと自らの頸を切り裂いて死亡します。
要するに、今行こうとする人間世界もまた、そんなに鬼の世界と変わらない残酷な部分があるのだと伝えたかったのでしょう。
約束のネバーランド173話はこれで終了になります。
次回174話で鬼世界との最終交渉になるのかもしれません。
人間世界でどう生きるのか。
これについてピーターは、更に恐ろしいものだと言った気がしてなりません。
実際にもう一つの世界から来る子供を受け入れる度量が人間世界にあるのでしょうか。
マンガ好き
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