テセウスの船考察|漫画ネタバレの真犯人は一番最初に出ていた!結末はハッピーエンド!

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テセウスの船はドラマにもなった人気漫画です。

最終的な真犯人をここではネタバレしながら、ハッピーエンドの着地について語っていきたいと思います。

最初に犯人だとされたのは父親で、主人公である心が「佐野」と呼ぶ人物でした。

テセウスの船1巻 佐野

テセウスの船1巻/東元俊哉先生/講談社
「佐野」

当然、この父親である佐野が犯人ではありません。

真犯人は一体誰だったのか。

実はこの人物は一番最初に登場していました。

※完全にネタバレになりますのでご注意下さい。




真犯人は木村みきお&加藤みきお

犯人は少年Aと後に呼ばれる人物となります。

テセウスの船10巻 加藤みきおが元少年Aとして雑誌に掲載

テセウスの船10巻/東元俊哉先生/講談社
加藤みきおが元少年Aとして雑誌に掲載

真犯人の名前は「加藤みきお」です。

未来や過去を行き来するので、若干分かりにくい部分もありました。

一度戻って変化してしまった未来では、姉の内縁の夫として登場していました。

その時は足が悪いフリをし続けていましたが、名前は木村みきおになっています。

木村先生が養子として受け入れた為に名字が変化していました。

加藤みきおと心の出会い

実は心と加藤みきおは過去に戻って最初に出会っています。

気持ち悪い絵を見て、場所の特定を役立ててくれたのも加藤みきおでしたが、そもそも一番最初の心が出会っています。

タイムスリップした直後に登場したお面の少年。

テセウスの船1巻 加藤みきおとの最初の出会いはタイムスリップ直後

テセウスの船1巻/東元俊哉先生/講談社
加藤みきおとの最初の出会いはタイムスリップ直後

過去に戻って最初に出会ったのが真犯人である加藤みきおであるというのも一つの面白さでしょう。

新しい未来では、加藤みきおが直接殺したのは3人となります。

千夏と明音の二人に、金丸刑事です。




未来から来た木村みきお

実際に音臼小学校での大量無差別殺人を犯したのも加藤みきおでしょう。

但し、これは最初の未来になるパターンになります。

パラドックスになっているので難しいですが、二回目の未来もまた加藤みきおです。

しかし心が突き止めて解決に至る未来においては、加藤みきおではなく、未来から来た木村みきお(二回目の未来で登場する姉の内縁の夫)になります。

同一人物なのですが、未来の違いがある為に若干違っています。

またこの木村みきおについては、集団無差別殺人を試みている訳ではありません。

結果的に加藤みきおに対して心の姉である鈴が好意を抱く様に仕向けようとする作戦に変更していました。

テセウスの船10巻 加藤みきおが鈴を助け出す

テセウスの船10巻/東元俊哉先生/講談社
加藤みきおが鈴を助け出す

これで女心をずっと留めておけると考えいるあたり、未来の木村みきおも女性に対しての考えが甘いと言えます。

テセウスの船

テセウスの船というのは、直されてパーツが交換され続けて、全てのパーツが最初とは全く違う物になった場合も最初と同じ船と言いますか?といったお話です。

今回のお話ではハッピーエンドになるのですが、まさにこの点がポイントでしょう。

最初の未来と、最後の未来は当然異なるものになっています。

父親である佐野はタイムカプセルから心の結婚指輪を手に取ります。

過去から来た心は木村みきおに刺されて殺されてしまいました。

しかし、新しく生まれた心が佐野の家族として、1度目の未来と同じ様に嫁になるはずの由紀を連れてきたのです。

確かに登場人物の魂という意味では、中身が全て違う心になっています。

それでも着地する場所が同じになっていく。

矛盾はあれども、同じ船と言えるのではないか?という事を感じさせる部分となりました。



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