キングダムネタバレ　505話　「楊端和と飛信隊が国門の列尾を速攻で陥落させる！？王翦は自軍を無傷で進軍！？」

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（キングダム　504話　楊端和と飛信隊が進軍　引用）

列尾に到着した秦国軍ですが、
早速王翦の奇っ怪な作戦が顔を出しましたね。

何と、
この国門を楊端和と飛信隊のみで陥落させるというのです。

軍の陣形を整えて、
戦闘に入ればさすがに数日は掛かるでしょう。

次なる進軍にも時間がかかってしまうことになります。

それを嫌った王翦将軍は、
自軍を残存させて進軍しやすい状況を作り出したのかもしれません。

⇒【504話　本バレ】

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王翦の考えとは？

王翦はこの先で必ず李牧が到着した後の王都圏の戦があると考えています。

列尾の戦いには間に合わずとも、
鄴を攻める段階では当然ながら李牧はすでに戻っているでしょう。

黒羊にいるめぼしい将軍勢も戻って来ている状況。

その段階で、
自分の手足である王翦軍が傷ついている状態は避けたいということなのかもしれませんね。

逆にいえば、
それほどに危険な人物であると、
王翦将軍も認めていると言えます。

また、
王翦将軍は自軍が李牧の織りなす策が登場するまで無事であれば、
この鄴攻めは成功すると思っているのですね。

必ず勝てる戦。

王翦将軍はこの鄴攻めを考え抜いた上で、
そう考えいるのでしょう。

⇒【李牧は趙王（幽繆王）に処刑！？王翦の謀略で司馬尚と共に謀反扱いという悲劇！？】

楊端和の策略？

楊端和の軍に入っている飛信隊ですが、
今回の国門の陥落はこの2人にかかっています。

楊端和の戦いが実際に見れるのは久しぶりですね。

今までの登場は、
ほとんどが援軍という形のものです。

実際の策略や、
戦い方については分かっていません。

山の民らしい戦が見れるといことになります。

現状、
列尾の門の奥側に大軍は着ていません。

公孫龍将軍は間に合わなかったということですね。

それもやむを得ません。

何と言っても、
悼襄王が李牧が伝えた作戦を無視しました。

近隣から軍を結成するとなれば、
即座に軍を招集出来ずに数日遅れることになります。

王翦軍は、
通常でも高速と思われた作戦をさらに巻いて素早く進行しました。

ならば、
公孫龍将軍の軍が列尾に到着するまでにはまだ数日あると言ってもいいでしょう。

与えられる時間は？

王翦が楊端和と飛信隊に列尾を落とすまでに与える時間はどの程度なのでしょう。

通常は国門を落とすとなれば、
数十日・・・場合によっては数ヶ月必要になるもの。

それを、
限界まで速めた陥落を目指すのだとすれば、
「1日」
と言いそうな気もしますね。

それは、
奇策というよりも、
真正面から通常撃破ってことになる気もします。

奇策というのは、
やはりある程度時間をかけたりするものですが、
ここでそこまで時間をかけるわけにはいきません。

列尾を抜くのが、
目的ではない今回の鄴攻め。

あくまでも、
王都圏侵入は一つ目の関門に過ぎません。

中に侵入して、
鄴攻めにあたって背後から攻めれる可能性のある要所の城を落としていく必要があります。

それならば、
李牧到着までにある程度王都圏内でも進行しておく必要があるのでしょう。

⇒【李牧は趙王（幽繆王）に処刑！？王翦の謀略で司馬尚と共に謀反扱いという悲劇！？】

連合はバラバラに進行する？

王都圏に入ってしまえば、
今以上に共に進軍する必要はなくなります。

河了貂「この連合軍は三つの大局に・・・同時に対応できるんだ」（504話より）

三つの大局というならば、
王都圏内の要所の城をバラバラに攻めて進軍することも可能となりますね。

それは、
趙にとっても避けて欲しい状況。

集めた軍を分散すれば、
その力は半減します。

当然、
秦国も20万の兵力を分散するとなれば、
数の強さは弱まりますね。

ただ、
各軍を指揮する将軍は、
秦国の六大将軍級の人物です。

各軍で大戦をやり抜くチカラを持っています。

変わって相手側には、
めぼしい将軍が公孫龍将軍しか残っていません。

これは致命的な違いといえるでしょうね。

王翦は功労を見ている？

王翦将軍が自軍を戦闘に出さない理由のもう一つに、
「功労を見る」というものがあるのでしょうね。

自軍の実力は、
細かに分かっている王翦将軍でしょうが、
他の軍にどの程度の人物がいるのかどうかは分かっていません。

この鄴攻めの終局に、
功労をあげられない人物を見極めるために、
今は自軍以外を攻めさせて、
その実力を見極めているとも言えます。

実際に、
史実では鄴の手前である閼与を攻める段階で、
軍を更に精鋭化して鄴に進軍します。

その際に、
武功によって軍を結成しています。

更に、
楊端和と桓騎はそこに置いていき自ら進軍していくことになります。

そこまでを読み切っているのだとすれば、
今王翦将軍に必要なのは、
連合軍で自分が知らない兵の実力ということになるでしょうね。

遂に始まった趙と秦の決戦。

楊端和軍と飛信隊の活躍に期待です。

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