食糧人類ネタバレ2巻|6話~13話|ナツネが完全増殖種と判明!1匹殺して17人犠牲となるか

食糧人類2巻(6話~13話)のネタバレを含む考察となります。
※本編ネタバレを含みますのでご注意下さい。
本編を未読の方は下記より食糧人類2巻をお楽しみください。
ナツネが何者かわかる展開で、化け物を一体葬り去ります。
それでは食糧人類2巻を考察していきます。
目次
【食糧人類6話】山引の腹の音
モンスターと呼べる者が人を食らっているところを目撃した三人。
物置部屋と呼べる大きめのロッカーに近い場所に隠れています。
見つかれば胴体を引きちぎられて殺される想像をする伊江。
注意しながらこもる三人ですが、山引の腹の音がなってジエンド。
余裕で見つかってしまいました。
【食糧人類7話】ずっと隠れる男に助けられる
死んだと思った瞬間でしたが無事でした。
助けてくれたのは変な被り物をした髭面メガネのオジサン。

食糧人類2巻/蔵石ユウ先生/イナベカズ先生/講談社
伊江たちを救ってくれたオジサン
掃除用具入れの裏側が開く構造になっていたとのこと。
肉を食わせてくれて「貸し2つだ」と言うことを聞けと言い出すオジサンですが、悪い人には見えません。
潜んでいる期間を正の字で書いているオジサンですが、どう見ても千は下らない数が記載されていました。
【食糧人類8話】オジサンはルポライターだった
髭のオジサンですが、その回想が始まりました。
ルポライターとして作業員が消えるというこの施設に潜り込みます。
そして冷凍された死体の解体や、生きた人間が幼虫に食われる場所を掃除する係に任命。
結果逃げ出して、今の場所でひっそりと隠れて生活している現状というのが分かります。
利用しているのは核燃料の最終処分施設。
ナツネは「なんであんなモノを飼っているのか」と問いますが、そこで笑い出したオジサン。
実は飼っているのではありませんでした。
時の内閣総理大臣がカマキリの化け物に土下座をしている状況を見たオジサン。
要するに「あの巨大生物に飼われている人間」という構図が明らかになった瞬間です。
【食糧人類9話】カマキリに挑むナツネ
総理大臣は巨大生物の親玉と思しき玉座に座る化け物に「温暖化の一刻も早い解決」と懇願します。
巨大生物側は世話になったと言い、施設の運営は今後自分たちで行うと言い出しました。
この発言も人間を使って強引に脊髄反射を利用した会話です。

食糧人類2巻/蔵石ユウ先生/イナベカズ先生/講談社
巨大生物は人の脊髄反射を利用して強引に会話する
そしてそのまま総理大臣たちを屠ってしまいました。
ナツネはオジサンに玉座の場所を聞いて「奴らを残らずブチ殺す」と真剣な表情。
何か腹に一物を抱えているのがよく分かるところです。
ここで何とか生きながらえようとするオジサンとは話が合わずに腹を蹴り飛ばすナツネに飛びかかるカズ。
重すぎたのか突然天井が敗れて落ちてしまいます。
カズを持ち上げようと廊下に降りるナツネ、持ち上げて自分も上に登ろうとしたところで巨大生物に発見されます。
ナイフ1本で挑むナツネVS巨大生物の戦いが始まります。
【食糧人類10話】ナツネが腹から出てくる
巨大生物との対峙でナツネはナイフ1本。
強烈な一撃を腹に喰らって内臓が破裂したのか血を吐き出すナツネ。
そしてそのままズルズルと吸い取られて腹の中に収まってしまいます。
あまりにもあっけない殺され方。
次の瞬間に突然包丁を口に咥えたナツネが飛び出しました。
下半身がない状態ですが、生きてしかも巨大生物を一体殺しました。
ナツネとは一体何モノなのでしょうか。
【食糧人類11話】ナツネの回想と母親の最後
ナツネの過去回想です。
とても美人の母親の姿。

食糧人類2巻/蔵石ユウ先生/イナベカズ先生/講談社
ナツネの母親はとても美人
転んで血が出ても母親が手をかざして「痛いの飛んでけ~」とすれば治っていました。
魔法使いかと思える描写。
一人では外に出して貰えない生活がつづくナツネですが、母親はとても優しく見えます。
ある日、言いつけを守らずに外で遊ぶ少年たちとの会話。
「何歳か」と聞かれて答えたのは「2歳」です。
そこで怒った母親に連れ戻されてしまいました。
それから具合が悪いと隣の部屋に籠もったきり出てこなくなった母親。
ずっと待ち続けるナツネでしたが、ある日警察を名乗る者たちが現れて母親が開けるなと言った場所を開きます。
そこにはゴキブリと蝿、そして膨張し切った母親の肉塊です。
そしてここでナツネの正体がはっきりしました。
「完全な増殖種」
【食糧人類12話】ナツネは増殖種として唯一の成功例
施設の管理者とおぼしき人間である津島が現れてナツネを連れていこうとします。
母親の名前が施設から逃亡した山崎さおり21歳だというのも分かりました。
助けてと叫ぶナツネを巨大な肉塊となった母親が最後の力で助けました。
そして「にげて」とナツネに書いて見せます。

食糧人類2巻/蔵石ユウ先生/イナベカズ先生/講談社
ナツネに「にげて」と伝える母親
まだギリギリ人間としての思考が残っているということなのでしょうか。
団地から飛び降りて、その下にパトカーが丁度走ってきて肉体が半分に避けてしまいました。
しかし、上半身と下半身で別れたナツネは上半身のみでドブから逃げていきます。
その時に脚が生えてくるのを実感するナツネ。
数年経って一気に青年の容貌になったナツネが津島を発見して「何者だ」と質問しながら鼻や指を削ぎました。
増殖種として唯一の成功例が自分自身であり、母親殺し自分を作り出したやつに落とし前を付けさせると覚悟を持って生きていたのが分かりました。
だからこそ、オジサンを蹴り飛ばしてまで親玉に会いに行ってブチ殺すと明言したのです。
【食糧人類13話】巨大生物殺しで17人
山引は巨大生物の体の中を調べて「なんてことでしょう」とやばい雰囲気を出しています。
ナツネが何者なのかを確認する伊江たち。
そして年齢だけ分かります。
「ナツネの年齢は6歳」
そんな中、発見された巨大生物の死体。
施設長なのか、巨大生物の前で土下座をしている人間が一人。
そこで巨大生物は人数を伝えています。
「17人」
ソレに対して畏まりましたと答えています。
人間の犠牲者を17人出せということになるのでしょう。
以上が食糧人類2巻(6~13話)のネタバレを含む考察となります。
ナツネの正体が増殖種の唯一の成功事例と判明しました。
そしてナツネは母親が殺された理由と自分が生まれた理由に決着をつけようとしています。
今が6歳ということになれば、成長速度から考えて寿命も短い可能性があります。
どんな展開が待っているのでしょうか、続きは3巻を御覧下さい。

ヒソ神さん

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