血の轍ネタバレ95話|しげるを突き落とし殺していた静一。逮捕確定も罪悪感は無い

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血の轍ネタバレ95話|しげるを突き落とし殺していた静一。逮捕確定も罪悪感は無い

血の轍95話のネタバレ考察です。

冷静な中に残酷さを兼ね備えている様な静一。

今回もなかなか恐怖を感じる展開となりました。

突き落とした場所に向かう

静一は刑事に連れられてパトカーで突き落とした場所に向かいます。

正直に答えています。

罪悪感なんて微塵もなく「何が悪いのか分からない」と言った様子。

そんなことも分からなくなってしまっている静一です。

そして落ちていた帽子を見せられて自分のものと正直に答えます。

この冷静過ぎる少年静一を見て刑事は何を思っているのかも気になるところ。

突き落とした場所からどのくらい落ちたのかを刑事は聞いています。

どう考えても殺意のあるものでしたが、そもそもしげるを落としたという感覚がないのならどうか。

完全あるサイコパスを相手にしている気持ちになってしまいそうです。

しげるが発見されるが死んでいる

落ちた場所は下の方です。

そして何人もの刑事によって雪の中を捜索します。

雪崩の跡で人を探すような雰囲気。

もう一度静一に落ちたのはどのあたりか訊きますが、答えずにう少し微笑んでいるだけで何も話しません。

見ているのは飛んでいる鳶か鷲。

そこでしげるが遂に発見されました。

雪の中で凍死しているしげるです。

ここで静一は殺人を犯したということで刑事に思われることになります。

異常な雰囲気の少年を相手に何を感じるのでしょうか。

しげるを死んだ猫になぞらえる

静一はじっと半身が埋まったしげるを見つめています。

その姿にママと一緒に見た死んだ猫の姿を重ねていました

ものすごい怖いワンシーンと言えるでしょう。

少し目が半開きで静一を指差している様にも見えます。

しかし静一の目には横たわる猫の様に見えているだけ。

人間、まして知り合いである人物を突き落とし殺したという意識は皆無です。

そして「猫」という意味不明発言。

こうなると精神異常として有罪にすらならない可能性も出てきそうです。

圧倒的な罪悪感で壊れたのではなく、先に壊れてしまってそこから突き落としています。

何より少年犯罪で長く刑務所に入ることもないでしょう。

この贖罪は、どんな結果となるのか。

静一は逮捕される

突き落とした場所などを聞いていた刑事の顔が怒りに歪んでいます。

殺したという罪について明確に伝えなければならないからでしょう。

静一の耳には一切届いていません

ここから生き返りは絶対にないと言える状況で殺人未遂の母親と殺人罪に問われる息子というまさに「血の轍」と言える状態になりました。

逮捕される静一は猫に対してバイバイというようなヤバ過ぎる発言。

煽りではここから「現実とどう向き合う」という言葉で締められています。

静一が罪悪感を抱く事があるのでしょうか。

このまま壊れた精神で罪の意識もなく裁判などに進んでいく可能性もあります。

主人公の逮捕

これまでの経緯と考えを述べるシーンがあるでしょうが、そこに潜む穏やかに見える深い闇を第三者が理解出来るのか

強い疑問を感じながらもしげる殺しとして静一は裁かれる事になりそうです。

血の轍96話のネタバレ考察



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