血の轍ネタバレ89話|実は全部静一が見せていた!自分が元凶の可能性

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血の轍ネタバレ89話|実は全部静一が見せていた!自分が元凶の可能性

血の轍89話のネタバレ考察です。

裸の母親が静一の精神の内面に登場して、お前がおかしいと言い放ちます。

本当がどこにあるのか分かりませんが、元凶が静一だった可能性も出てきました。

見ている姿がそもそも違う

見たいものしか見ていないと精神世界のママは言います。

これが私の姿なのか、と。

ママは静一が見ている世界そのものに対して抉り出します。

実のところ、ママをこうしてしまった元凶は自分にあるのではないかと思わせました。

静一はママの姿を綺麗に見ようとしたのでしょう。

怖く見ようとしたのでしょう。

確かに過去の描写を見ても、違和感のある綺麗さが至るところに出ていました。

ママの笑顔一つとってもそうなのかもしれません。

本当に微笑んでいたのでしょうか。

猫の死体を触って「何で死んだのか」を問う子供に対してあんな笑顔が出るのでしょうか。

もしアノ時の表情も恐怖に歪んだものが静一によって修正されていたらと思えば怖くなります。

精神世界のママは「こんなの私じゃない」と言い切ります。

見えているママが違うものなのだとすれば、静一は一体何をみようとしているのか。

ママのせいにしたい静一

ママは静一が自分の今ある絶望の世界が全てママのせいだと思いたいのではないかと心を貫いてきます。

心当たりがあるのでしょう。

その上で「自分の姿を見ろ」と罵りに近い諭しです。

純粋無垢な様子で描き続けられてきた静一です。

しかし、その全てが嘘なんじゃないかと言う精神の中のママ。

これはあくまで静一の精神の世界でありママの心に入った訳ではありません。

よって静一が内心で思い隠しながら生きていた事とも取れるでしょう。

その自分の本心の投影であるママが言うのです。

全部お前なんじゃないか、と。

恐怖に陥れられそうになる静一ですが、そこに何を感じているのでしょう。

誰も愛していないから愛されない

今まで自分は誰からも愛されていないような様子で小さくなりながら生きてきました。

その全てが自分が誰も愛していないからだったとしたら今の静一にとっては衝撃です。

精神世界のママは静一によって被せられた皮を全て剥がそうとしてきます。

これによって本当のママが見えそうで「ああああ」と叫びだす静一。

見たくないもの、静一の中に何があるのか。

ママから見た本物の景色

しげるを突き落とす少し前、森の中で静一としげるを探すママが映し出されています。

ママから見た静一を見ろというのでしょう。

本当の自分の顔です。

そこにいるのは帽子を被った静一の後ろ姿でした。

ここで「なぜママはしげるを突き落としたのか」が明確に分かるのかもしれません。

ママが言うしげるを突き落とした動機。

弁護士と父親と静一のママに対する感覚が全く違ったものになっているのも頷けます。

単純に真実を知らなかったから静一の方が正しい、という訳ではなかったことになります。

弁護士にママが伝えた突き飛ばしの動機

要するに静一が殺したという供述の反転です。

単に静一を殺したかったと見えるママですが、これまでの精神世界のママの発言を聴く限りそうとも言えません。

ママをおかしくしてしまった元凶そのものに静一があった可能性は否定出来ないことになりました。

ママがそう静一を投げ落とし殺しそこねた事で、ママの精神が罪悪感に悩まされて狂っていったことも考えられます。

果たしてママから見た静一の姿はどんなものなのでしょうか。

血の轍90話のネタバレ考察



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