【亜人ネタバレ】48話 佐藤が亜人になった衝撃の理由が明かされる。ハンチング帽はこうして象徴となる。
（亜人 FILE47 ハイスコアは出せたかな 引用）
狂気の亜人、佐藤。
いかにして佐藤はシに、亜人となったのか、
その驚くべき経過が明らかになりました。
佐藤が幼少期からサイコパスのような性格を持っていたことはわかっています。
シなないということがわかった佐藤はただ「楽しむ」ためだけに多くの悲劇を引き起こしています。
佐藤が亜人として覚醒した出来事をみながら今後についても考えていきます。
軍人を引退してからのサム（佐藤）
時は70年代のアメリカ。
アーケードゲームでかなりの腕前を見せるサム。
右足の膝下をゲリラ戦で失って片足でゲームをプレイしています。
周りには見学者たちがおり、
なぜそんなにうまいんだという問いかけに
何度でもトライできるからさ。
コインをいれさえすればね。
（引用 FILE.47）
GAME OVERの表示が出れば
人生ではそうはいかない
（引用 FILE.47）
と言います。
（この場面は佐藤が亜人となった時の思考とつながりますので覚えていてください。）
人生ではそうはいかない・・・
まだこの時は自分が不死身の亜人だとは知るはずもありませんし、
一応人間は生き返らないということは理解はしていますね。
車椅子に乗って去ろうとするサムは母方のおじさんに呼び止められます。
おじさんはおそらく中国系のマフィアであり、
佐藤の中国人の母親はおじに会わせたくなかったそうですが、
サムが優秀な軍人だったことをつきとめ接触します。
おじは臓器売買など様々ないわゆる悪事を行っており、
“新たな国”へと進出することを決めました。
おじはサムの経験を見込んでその国の支部で若い連中に抗争に備えてるためにサムに協力を請います。
元からサイコパス気質をもつサム、
二つ返事で頷くと思いきや・・・
悪いけどパックマンの新作が出るんだ それじゃあ
（引用 FILE.47）
と言って立ち去ろうとします。
おじはパックマンの意味がわかりません。
しかしそのときにおじの仲間によりパックマンは”その国”が作ったことをと告げるとサムは興味を示します。
はい、予想通り”その国”は日本。
こうしてサムと日本の接点ができたわけですね。
フォージビルの事件後
場面は現代へと移ります。
フォージビルでの戦いを一旦終えた佐藤たち。
作戦会議をしており、
亜人虐待の黒幕である厚生労働大臣との極秘の会合に向けての要望をまとめようとしています。
佐藤側の要求が明らかになりました。
①亜人管理委員会が裏で行っていたことを公表し、加担した人間全員の処罰
②亜人に関する法律の見直しと透明化
を求めています。
佐藤はただ単に楽しんでいるだけのように見えもしないのですが、
李からもあっさり手を引くし、
おじの誘いも興味ないからと最初はきっぱりと断ります。
楽しむというよりもコロすことについて何も感じないだけなのかもしれません。
亜人委員会での話し合いでもし裏切り者が出た場合、
武力で対抗しようとする佐藤に対して流血沙汰はもうなしにしたいと田中は告げます。
佐藤はそんな田中を見て呆れたようにも、
仕方ないなというようにも捉えられる表情をしますが佐藤は何を思うのでしょうか？
永井を救い出した時に「失敗だ」と思った時と同じような落胆の気持ちなのでしょうか？
それとも”裏切り者”として対処することを考えているかもしれません。
また恐ろしい事実も判明しました。
亜人管理委員会研究員が闇ルートで臓器を売買していたことを佐藤は知っていました。
その臓器は田中のものである可能性があるということです。
田中の表情からそのことを本人は知っていた可能性があります。
佐藤はそれを知ったのも運命だった、
実験をされている田中（亜人）を救い出したかったと話します。
しかし田中は
俺はアンタのことがもうわからない
（引用 FILE.47）
と言い、佐藤と田中の間に溝ができたことがはっきりしましたね。
田中は銃撃戦のさなか、
良心の呵責ともとれる表情を何度も浮かべており、
李を助けた時にそれが決定的になりました。
田中は10年もの間、
人体実験を繰り返されて亜人管理委員会や厚生労働省に恨みを持っていますが、
元は心優しい人物だったのかもしれません。
自分を救い出してくれたけれど亜人のため・・・というよりは、
ただ楽しんでいるようにしか見えない佐藤に疑問を抱いているのではと思います。
最後の戦いは永井を助けるために佐藤に反旗をひるがえすのではないでしょうか？
⇒【佐藤との最終決戦では誰が仲間になるのか？亜人として復活する人続出？】
コロしあいはもうなしだとする田中に対し佐藤は同意をします。
その場を立ち去る田中・・・
不可解な笑顔を浮かべる佐藤の背後からは高橋とゲンが現れました。
田中はやはり”裏切り者”として、
佐藤チームにひどい扱いを受けてしまうようになるのではないでしょうか？
行方がわからなくなっている当初佐藤の呼びかけに反対した秋山を含む亜人たちのように・・・。
不可解な笑みがとても怖いです。
サムの圧倒的な能力
話は戻っておじに協力していたサムの時代。
ゲームボーイらしきものでテトリスを楽しむサム。
マフィアの抗争が激しくなっている時で、
幹部たちが話し合いをしているとそこへ敵対しているグループが現れてあっという間におじたちメンバーは撃たれてしまいます。
倒れた振りをしていたサムは一気に相手の銃を奪いたった一人で形勢逆転します。
この時は撃たれていないため、亜人として覚醒したわけではありません。
佐藤の強さは圧倒的です。
たった1人で6人の相手を倒します。
終わった後、
画面が割れてしまったゲームボーイをみて、
食いぶちがなくなってしまったことをぼんやりとつぶやきます。
おじを含む多くのメンバーの悲劇を目の当たりにしても全く気にとめる様子はありません・・・。
片足だけで６人を倒すサムは相当な訓練を受けてきたのでしょう。
強すぎです。
身のこなしが異常に軽いです。
足を失っていなければ、
アメリカの特殊部隊に居続けたかもしれませんが、
案外あっさり飽きたらやめていた・・・かもしれませんね！
亜人、サミュエルの誕生
それから5年後、
とうとう追い詰められてしまったサム。
100人以上の人に取り囲まれ、
はりつけにされています。
おそらくこの5年で数え切れないほどの組織や人を叩きのめしてきたのでしょう。
彼のことなのでただの楽しみとして・・とも考えられますね。
言い残すことは？と銃を突きつけられるサム。
にっこりと笑顔で
ハイスコアは出せたかな！
（引用 FILE.47）
と言うと一発だけ「パン」と銃声が響きます。
GAMEOVER ・・・
かと思いきや別の銃声が響きサムが反射的に、
サムを撃った相手を撃ちぬきます。
え？え？とびっくりする相手たち。
サム自身も何が起きているのか不思議な顔をしています。
失った足もじゅわっと復活。
アーケードゲームにコインを入れてGAMEOVERから復活するように、
まるでサムにも誰かがコインを入れたようです。
サムの頭に CONTINUE? （続ける？）の文字が浮かびます。
サムの答えはもちろん “YES”なのです！
そして撃ち抜いた男から佐藤の象徴とも言えるハンチング帽をかぶり、
あの狂気の亜人が誕生しました。
無敵すぎる佐藤に打つ手は？
佐藤（サム）はこうして亜人として覚醒したんですね。
人としての感情が抜け落ちており、
おじに協力したのもゲームのためでした。
最後に銃を突きつけられた時も全く恐怖や痛みを感じている様子はありませんでした。
強すぎる能力を持った上に不死身の佐藤。
彼を止めるにはどうしたらいいのでしょうか？
身動きできないように縛っておいてもまた別の亜人によって助け出されないこともないとは言えませんね。
最後の戦いへ向けて、
亜人たちの過去が明らかになりつつあります。
亜人は本当に不死身なのでしょうか？
まだまだ謎が多く残されていますね。
そろそ海斗の過去についても明かされそうな予感がします！
マンガ好き
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