ドリー&ブロギーの強さとその後の再登場場面!覇国は四皇超え|ワンピース考察
ドリーとブロギーの再登場はウォーランド”エルバフ”にてシャンクスと共に語らう最終章での一場面となりました。
エルバフにて赤髪海賊団と共に飲み、さらにキッド海賊団が向かってくる海岸線に一緒に向かったドリーとブロギー。
ウソップの嘘が本当になった巨大な金魚の糞が島になったリトルガーデンで100年間も決闘をし続けた二人です。
出ていく時は巨大金魚である島喰いを相手に覇国という大技を二人で繰り出しました。
これについては四皇のカイドウとビッグマムが共に繰り出した覇海よりも強力なもので“人が繰り出した一撃の大技”という意味ではこの覇国を超える技はワンピース世界で登場していない可能性もあります。
100年前の巨兵海賊団の海賊頭だった赤鬼のブロギーと青鬼のドリーですが懸賞金はお互いに1億ベリーでした。
この時代も白ひげ達の旧四皇はおろかロックス海賊団すらいない時代の話。
ワンピース世界も経済圏があるので当然ながら今よりも遥かに物価が安い時代の話でしょう。
そう考えると懸賞金についても1億ベリーといいながら10億ほどの価値があったのかもしれません。
(物価上昇率が安定的成長に不可欠と言われる2%ほどだとしても100年前の1億ベリーは7億の価値があります)
追記
麦わらの一味を迎えに来たのかワンピース1106話で海軍艦の一部を沈めて近づく船はドリーとブロギーが乗っているものでした。
ドリーとブロギーのその後
ドリーとブロギーはリトルガーデンにて麦わらの一味と出会い、バロック・ワークスのMr.3ギャルディーノのドルドルの実やMr.5のボムボムの実などで苦しめられた経験を持ちます。
最終的にはそれらをルフィ達がそれらを撃破。
そして島を出る時に覇国によって島喰いと呼ばれるドデカイ金魚を”覇国”にて撃破してくれてルフィ達は無事に島から出ることが出来ました。
あれがワンピース15巻だったので、再登場まで実に90巻以上を要する結果となりました。
話数という意味では覇国が126話なので950話が経過しての”ドリーとブロギーのその後”となっています。
「どこかで麦わらの一味と再会するだろう」と予想されていましたが、エルバフ編が最終章にもつれ込んだことで中々機会はありませんでした。
結果的に最終章に入り、赤髪海賊団と一緒に描写されたドリーとブロギーの再登場。
ワンピース1076話でシャンクスと共に酒を飲んでいました。
このままキッド海賊団との交戦にシャンクスたちと共に出かけるという一場面でしたが、エルバフにいることが分かったことで麦わらの一味との再会はこの島で成させるのが確定したと言えそうです。
ウソップはここで海の英雄になりたい、その目標とする人物に出会ったことになり、エルバフの到着とそこで英雄として認められることで夢の完成が成立するとも言われています。
ウソップの感動が再び巻き起こりそうな予感。
そして尾田先生が言っていた「一人船から降りる」という人物がウソップである可能性も示唆されています。
巨大金魚を撃破した技”覇国”の強さ
ドリーとブロギーは100年もの間リトルガーデンで決闘をし続けていました。
バロック・ワークスの邪魔が入ったことで、この英雄が行う決闘に水を差されてしまっています。
そんな状況を救ってくれた、誇りを守ってくれた麦わらの一味への感謝ゆえに島喰いの撃破を手伝ってくれました。
あの大技は今思えば”人が繰り出す技”としてワンピースに登場したものの中で”一番強い可能性”があります。
それは四皇の二人、カイドウとビッグマムが共に”覇海”という技を繰り出したことでも伺い知れる所でしょう。
大柄な四皇二人も”大技である”を認識しているだけでも、あの技がワノ国編に至っても信じられない威力を発するものだと分かるところでしょう。
描写を見る限りでは覇国と覇海では”覇国の方が強い”と考えて良さそうです。
※実際にブロギーが巨人族最強の槍と言っています。
少なくとも規模感は”覇国の圧勝”と見ていいでしょう。
この時点で四皇二人のコラボ技を超えていたのだとすれば、その威力を含め最強技としての凄みを感じるところです。
この覇国を打ち出す時の言葉も色々な考察を生み出しました。
「我らに突き通せぬものは”血に染まるヘビ”のみよ」
「エルバフに伝わる巨人族最強の”槍”を見よ」
(ワンピース15巻より)
血に染まるヘビというのはレッドラインを意味しているのでしょう。
それ以外のものは貫くことが可能だと言っています。
またこの技は「巨人族最強の槍」であることも、この時点で伝えているところ。
この時点でのドリーとブロギーは全力とは程遠い状況でしたので、本来の全力を繰り出せば巨大金魚に穴があく程度では済まなかったのかもしれません。
再登場したドリーとブロギーが持つ力を使って覇国を繰り出せば、仮に大量の軍艦が迫ってきていても、ひとたまりもなく粉砕されるに違いありません。
再度見る機会があるとすれば、迫り来る戦艦などへの応戦に使われるのかもしれません。
実際にワンピース1106話ではバスターコールが放たれた囲まれた島エッグヘッドにドリーとブロギーが向かっていることが判明しています。
ドリーとブロギーの懸賞金は今なら15億超えもある
ドリーとブロギーが暴れまわっていた巨兵海賊団の海賊頭時代。
赤鬼のブロギーと青鬼のドリーと呼ばれていた頃で、その凄まじさから”野放し”にされるほどの存在でした。
当時の懸賞金で1億ベリーでしたが、今となってはそんなものではないでしょう。
確かにバロック・ワークスのMr.3やMr.5にしてやられた感はありました。
この時点ではワンピースの世界に覇気などの力が描かれず、何も出来ないドリーとブロギーという状況になっていました。
但し油断があったのは確実で、決闘を100年も続けている内に”敵との戦い方”を少し忘れてしまっていたところを狙われたとも言えそうです。
英雄的な生き様をしていたことからも卑怯な戦い方に対しての耐性がなかったのかもしれません。
もし全盛期、それこそ海賊団として敵対する者が当たり前にいた時代であれば、もっと上手く戦えた可能性はあるでしょう。
ちなみにMr.3であるギャルディーノはインペルダウンにて再登場し、そのドルドルの実の能力の汎用性の高さから本編で再度姿を現す可能性が高いと言われています。
もう一つボムボムの実についてはMr.5という全然能力が使いこなせていない人物じゃない人間が手にしたら”最強クラスの能力”を評価されている代物です。
場合によってはセラフィムに導入されるなど、別の人間が扱って強力な武器として蘇っていると考えられています。
⇒各セラフィムの能力が判明!全部で7体は確定か
またドリーとブロギーの懸賞金ですが、100年前の1億ベリーの価値についても不明となっています。
物価上昇率のような概念はマンガなので存在しないかもしれませんが、仮に私達の済む世界と同じような形で少しずつものの値段が上がっているのだとすれば、当時の1億ベリーは今の10億ベリーの価値ということもあります。
ちなみに成長に必要と言われる2%の物価上昇率が100年続いたら昔の1億は今の7億ほどです。
アメリカのように上昇率3%ほどであれば価値は18億ほどになってきます。
(1984年から物価が2倍になるまで22年かかっており、この時の上昇率で見ると3.2%ほどになる)
さすがに伸び過ぎな気もしますが、登場したのが最終章だけに懸賞金が改められるのなら15億を超えてくることも十分あるでしょう。
当然ながら“覇気”も扱えるはずで、それが加わった覇国などもどこかで登場してくれないかと感じるばかり。
ただそれが繰り出されるとすれば、おそらく最終の戦争になるのではないかという気がします。
ドリーとブロギーの最終章での活躍と改めて描かれるエルバフの戦士の強さに注目が集まります。
また新たな情報が出次第更新していきます。
マンガ好き
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