鬼滅の刃考察｜鬼舞辻無惨は死亡！太陽の光が死因！炭治郎鬼化失敗が無惨のラスト

ライター募集中！
マンガ好き.comで一緒に考察記事を書いてみたい方は問い合わせよりご連絡下さい。
ライターに応募してみる
※文字単価は記事数とレベルによって変化します。まずはお試しで気軽にご連絡を。

鬼滅の刃の最終回を迎え、遂に鬼舞辻無惨が死亡しました。

ヒノカミ神楽に始まる日の呼吸によって最終的に死亡するのかと考えた読者も多かったと感じますが、実際は異なります。

やはり鬼舞辻無惨の最期は当初の予定通り「太陽の光」によっての消滅となりました。

鬼滅の刃200話/吾峠呼世晴先生/集英社
鬼舞辻無惨の死亡

勿論、日の呼吸による攻撃や珠代の薬など、その他多くが関与したからこそ鬼舞辻無惨に太陽の光を浴びせる事に成功したのは事実です。

また炭治郎を鬼化させようとした鬼舞辻無惨の意志を砕いた時こそ「本当の鬼舞辻無惨の死亡」と評する考え方もあります。

Table of Contents

鬼舞辻無惨の死亡

鬼舞辻無惨は太陽の光を克服出来ないまま死亡するに至りました。

禰豆子だけが鬼舞辻無惨の作り出した鬼で唯一太陽の克服に成功していますが、最終的にそれを知る事もなく取り込めずに死んでいった無惨。

死亡する段階では「赤ちゃん」の様な姿になっていますが、これは太陽から少しでも自分を守るための苦肉の策でした。

瓦礫の下へ！
いや、体を縮めれば一瞬で灼き尽くされる。
肉体を守れ。
肉の鎧を。
－鬼舞辻無惨－
(鬼滅の刃199話)

太陽の光が差し込んで来た所でやむなく自分を守るための膨脹を行った鬼舞辻無惨の姿が赤ちゃんの様なものでした。

鬼滅の刃199話/吾峠呼世晴先生/集英社
鬼舞辻無惨が膨れ上がり赤ちゃんの様な姿になる

最終最期の鬼舞辻無惨の姿が「鉄雄でしょ？」となった読者も多いのではないかと言えます。

日本屈指のSF漫画の金字塔と呼べるアキラの中に登場する鉄雄という人物。

その人物が終局に変身する姿はアキラファンなら忘れる事もないシーンとなります。

その姿に酷似した形で鬼舞辻無惨が最期を迎える所で「アキラを意識した！？」と考えられるのも無理はありません。

アキラ/大友克洋先生
鉄雄の変身と暴走

ラスボスであった鬼舞辻無惨の最期が思っていたものと違っていたと感じる人もいるかもしれません。

死亡の要因は太陽の光

繰り返しになりますが、鬼舞辻無惨の死亡要因は太陽の光になります。

しかしながら、そこに辿り着いた理由は数多あります。

柱達が必死に食い止めて時間を繋いだのも当然のことながら重要なものでした。

主人公である炭治郎は逃げ出そうとする鬼舞辻無惨に対して追い打ちをかけるだけの力を振り絞っています。

また珠代やしのぶの薬が強烈に鬼舞辻無惨を弱らせたのも意味があった行為です。

戦闘が始まる前段階では鬼殺隊の頂点と言える産屋敷耀哉が自分や妻、そして子供の命すらも投げて自爆し、珠代を近づけて薬を打ち込むことに成功しています。

鬼滅の刃138話/吾峠呼世晴先生/集英社
お館様が自爆して鬼舞辻無惨を葬ろうとした

何か一つでも要因が欠けてしまえば、鬼舞辻無惨に逃げられてしまっていたと考えて良いでしょう。

もしここで取り逃がせば、また何十年何百年と人が鬼に恐怖する世の中になっていたと言えます。

今の柱が過去最強！柱の条件とは

ラスボスが炭治郎になりかけた

鬼舞辻無惨は太陽の光によって死亡しましたが、死んだ後でも終わりではありませんでした。

実は陽光によって崩壊したかに思えたその瞬間に、鬼舞辻無惨の体の内部で最後の力を振り絞って赫刀を維持した炭治郎を「最強の鬼の王」にすべく策を講じました。

要するに炭治郎に全ての力を与えて、太陽すらも克服した鬼にしてしまおうとしたのです。

次期鬼舞辻無惨とも言える存在になりそうだった炭治郎です。

鬼滅の刃201話/吾峠呼世晴先生/集英社
鬼の王となる炭治郎

速攻で太陽の光も克服し、周りを傷つけそうになる炭治郎でしたが、最初に噛み付いたのが禰豆子で救われました。

禰豆子が産屋敷耀哉の亡霊のようなものに「炭治郎が危ない」と言われて飛び出した理由がここにあったのです。

途中で人間になり「戦いに参加するために向かったのではない」ことが確定していた禰豆子でした。

炭治郎が鬼の王となって鬼舞辻無惨を継ぐ存在になるのを防ぐきっかけを与えるのに禰豆子が必要になったと言えます。

よって鬼舞辻無惨が本当の意味で死亡した瞬間は鬼の王とするはずだった炭治郎が意識下で皆の手を取り、人間に戻った時の絶望の瞬間と言えるでしょう。

鬼滅の刃203話/吾峠呼世晴先生/集英社
鬼舞辻無惨の本当の最期

このシーンを最後に鬼舞辻無惨はクライマックスの残り2話に登場してきません。

鬼舞辻無惨の死亡について、これにて完結となります。

この記事を書いた人
最新の記事

マンガ好き

各種ご意見や予想、またコメントや掲示板やSNSを含め考察記事を編集して掲載させて頂いております。史実が必要なものはそれをもとに考察しているものもあります。内容に間違いがある場合もありますが、あくまでもその時点での考察記事としてご理解頂けると幸いです。誤字脱字は都度修正しますが行き届かない点はご容赦下さい。