キングダム考察｜魄領の禁(はくりょうのきん)とは!?羌瘣の呼吸の最深
魄領の禁(はくりょうのきん)について解説していきます。
魄領の禁とは、羌瘣(きょうかい)の呼吸の最も深いところのこと。
もとはといえば、象姉(しょうねえ)が羌瘣に祭(さい＝親しいもの同士での最後の一人までの殺し合い)で勝つために作った技でした。
蚩尤(しゆう)の候補は、呼吸を使い、巫舞をする。
その呼吸の最深が魄領です。
さらにくわしい解説をしていきます。
また、今後、羌瘣が魄領の禁を破るのか、魄領の禁の強さなどについて考察してきます。
魄領の禁とは
魄の意味をいろいろな辞書で調べてみると、こんな感じでした。
人の魂(たましい)。肉体的活動をつかさどる陰の気。死後は地上をさまよう。
つまり、魄(＝魂の)領域という意味ですね。
暗い海に沈んでいく描写がありました。
沈んでしまうと、魂が戻ってこれなくなり、羌瘣は抜け殻のようになってしまうのかもしれませんね。
象姉が羌瘣の一条の光となった
つながりを断ち切るため行われる祭。
そこで蚩尤が生まれるます。
幽連いわく、それが強さの元だと。
そんな蚩尤の幽連に対して競り勝った羌瘣。
現役最後(最深)の蚩尤である幽連(ゆうれん)いわく、あまりに深いと、闇におち絶対に戻れなくなるとのことでした。
しかし、象姉と羌瘣は、魄領におちても、戻ってくることができました。
それは、お互いが、つなぎとめる「一条の光」になっていたから。
（原秦久先生/集英社/キングダム34巻）
つながりの勝利です。
羌瘣の思考の描写から考えると、象姉と、飛信隊が、羌瘣をつなぎとめるものになっています。
次は信が一条の光となるか
前回は、象姉が光でした。
これは蚩尤：幽連を倒すため。
今後、信が楚の項燕将軍という、李牧並みの敵と戦うことになります。
信はボロ負けします。
史実では、そこで秦の多くの名だたる武将が死ぬらしいです。
羌瘣は、そこでまた、魄領の禁をやぶり、最深の呼吸へと到達するのではないでしょうか！
龐煖にも引けを取らないか
龐煖(ほうけん)は武神。
呼吸の制限がない、(実際は極端に長い)です。
そんな龐煖と、正面から互角にやりあえました。
深さで勝負しているため、龐煖も驚く強さなのかもしれません。
しかし、やはり、武神には勝てません。
神を堕とすものは、神には勝てなかったようです。
魄領の禁になって、はじめて互角ぐらいでしょう。
蚩尤の幽連ですら、龐煖よりかは弱いのかもしれませんね。
やはり短期間が致命的
この魄領の禁。
羌瘣の短期の呼吸も相まって、時間制限が致命的です。
いつもボロボロになってしまいます。
光があれば戻ってこれるものの、毎回戻れる保証はありません。
(そして、毎回戻ってこれるほど安全なら、もはやマンガ的につまらない（笑）)
羌瘣が強くなるには、
1,呼吸を伸ばす
2,呼吸を深くする
という2つのパターンがあります。
呼吸を伸ばすのに注目されがちです。
呼吸を深くするのが重要
しかし、呼吸を深くするのも重要です。
象姉いわく、羌族でも呼吸の深さがとりえの羌瘣。
その羌瘣の深さにおいつくために、象姉は魄領の禁という技を考えたのでした。
さらに呼吸を深くすれば、魄領という限界を、さらに深くするこができるかもしれませんね。
信のほうが強くなる？
いつも羌瘣と真剣で練習で戦っている信。
信は羌瘣との戦いで、傅抵のはやさの秘密(フェント)に気づきました。
このように、早く見える羌瘣や傅抵の様な敵でも、じつはフェイトでそう見せているだけだったりもします。
今はまだ、羌瘣に勝てない信。
ですが、力は羌瘣より上です。
最近王騎将軍とも重なってきました。
信は羌瘣よりも強くなるかもしれませんね。
そしたら、魄領の禁に達させずに、羌瘣を守ることができるでしょう。
まとめ
呼吸の最も深い場所、魄領。
魄領の禁を破ると、もう戻ってくることができません。
しかし、光を見つけてもどってきた羌瘣。
蚩尤の祭という文化も、羌瘣の狙い道理、なくなる方向へ変わってくるのかもしれません！
そして、羌瘣はまだまだ深く、強くなる可能性が十分にあるでしょう。
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