進撃の巨人考察|ピークが抱きついた理由。パンツァー隊に尾行を頼んだ
進撃の巨人99話でピークがパンツァー隊の隊員に抱きついた理由についての考察です。
普段しない行動であるのは周囲の反応からも明らかです。
※進撃の巨人101話にて理由が確定しましたので、そちらをベースに答えを示していきます。
終盤までを含めたネタバレがありますのでご注意下さい
怪しんでいたピーク
タイバー家の宣言が始まる少し前にピークとポルコは連れ出されました。
ピークは兵士に連れられながら違和感を抱いていました。
ポルコとは違い長く戦線に出ていただけあると言えます。
あなたどこかで見たことがある気がする。
素敵なあごヒゲだと思ったのに・・・。
-ピーク-
(進撃の巨人99話)
この時点で兵士がパラディ島に向かい行方不明となっているイェレナであるとまでは分かっていないはずです。
それでも違和感からピークは策を弄します。
パンツァー隊に抱きついた理由
ピークは美人のキャラの一人です。
普段の様子はお淑やかな女性という感じでしょう。
兵士に連れられている途中で出会したパンツァー隊に抱きついた所で隊員が驚いています。
ポルコは全くピークの行動に意味を見いだせていません。
ピークがパンツァー隊に抱きついた理由は「兵士を尾行してもらうため」でした。
進撃の巨人101話の戦槌の巨人が初登場した回で理由が確定しています。
アゴ髭の兵士を怪しいと考えて手を打ったピークです。
何も考えていないポルコとの差が歴然となった瞬間でもあります。
いきなり抱きつかれて、更に「兵士が怪しいから私達を尾行して」と言われたら、そりゃ黙って見つめるしかなくなります。
ピークの事を好きになってしまったのではないか、と思えましたが全く違っていました。
地上に出たピークは立体機動部隊を見る
無事にパンツァー隊に穴から出してもらったピークとポルコです。
そこで現れたのが立体機動装置に乗った人間です。
「そんなわけが・・・」と言うピークですが、パラディ島の勢力がマーレに侵攻しているのを察して戦槌の巨人と共に戦いに参戦していきます。
ピークは立体機動部隊に対して強みである事を瞬時に判断したと言えます。
立体機動の天敵である重機関銃武装をしたピークは善戦しますが、雷槍や数の前に撃破されてしまいました。
ピークは策を巡らせるタイプ
ピークは他の場面でも戦略的な考えを持つ場合が多いキャラとなります。
ガビが捕えられエレンと話す地下牢ではマーレの敵対を示唆して救い出します。
エレンに対して「マーレを叩き潰す必要がある。私は何でも協力する。マーレ人を皆殺しにできるのなら私は何だってやる」と明言しました。
それを聞いていたガビはピークもジークと同じ「裏切り者なのか」と騙されています。
敵を騙すにはまず味方からを実践してやってのけるだけの精神力をピークは持っていると言えます。
実際は協力するフリをしてガビを救い出し、エレンを顎の巨人の継承者であるポルコに食わせようとする算段でした。
この策はエレンの反応に敗れて失敗してしまいますが、それでも策によって相手を翻弄する力に長けた人物であると言えます。
始祖の巨人で地ならしを行うエレンを食い止める展開である終局でも非常に重要な役割を担うピークです。
持続力が非常に高く、何百回でも巨人化可能なピークではありますが、この描写からも分かる様に相手が何百万回と敵を差し向けてくるのだとすれば「どうしようもない」と勝てる策が思いつかない場面に至っています。
最終最後までピークは生き残る事ができるのか、注目です。
マンガ好き
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