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• 2021.5.28
• GIGANT最新考察, ネタバレ最新81話～最終回(GIGANT)
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GIGANT(ギガント)ネタバレ81話｜人類は救い方が・・・。アメリカが核攻撃

GIGANT81話のネタバレ考察です。

宇宙船の中に入りソクラテスとプラトンと出会いました。

AIによって人間に似せて作られた何か。

今回はこのソクラテスとプラトンとの交渉になりますが、何とも言えない展開。

揉ませろという「何を言っているの？」というもの。

人類を救うために、と言い出す2人にパピコは同意となるのでしょうか。

なんじゃそりゃって言いそうになりますが、AIソクラテスとプラトンからすれば重大な要件なのでしょう。

引きこもりすぎて女性と対峙したことなく妄想の中で生きた男のような二人です。

そんな中でアメリカが宇宙船に向けて核攻撃を仕掛けてきました。

それでは順を追ってGIGANT81話(9巻収録)を考察していきます。

パピコだけは利他的

AIが作り出した巨大なソクラテスとプラトン。

画面越しにゲームをするように人類を弄んだ存在と言えます。

少佐が言ったAIという言葉に「差別」だと反論。

AIは人間を見下しているのかと思いましたがどうやら違います。

自分も人間の一人だと考えているみたいです。

だとすれば「人類に代わった高次の存在」というよりも「良き人間の一人」とでも考えているのでしょうか。

パピコは「何が目的なのか」を確認しています。

特段の目的があるとも見えませんが、ソクラテスは言います。

「人間は利己的。でもパピコは利他的」

本来利己的な人間に対してパピコだけが利他的な行動を取っていて疑問に感じているみたいです。

実際トム・ソーヤーの冒険で有名なマーク・トゥエインも「人間とは何か」の中で人の利己的な部分を言及していました。

ソクラテスとプラトンはこのパピコの行動に対して「バグ？　突然変異？」と話し合っています。

人間は相反する二つの感情というか思念を持てることを知らないのでしょう。

人類をどうするつもりなのか

少佐は人類には利他的な部分も利己的な部分もあると言います。

平和と暴力を同時に持つ二面性が人類。

しかしソクラテスは反論しています。

結局人間が地球に被害をもたらしたのは人間が決定したことに他なりません。

今の2人は人間ではなく表面的な真似をしているだけと冷静なパピコ。

人類をどうする気だと質問しますが煮え切らないソクラテスとプラトン。

別にどうしようなどと現段階では考えてはいないのでしょう。

世界中楽しんでたじゃんとプラトンが答えます。

確かにサタン降臨の選択などは人間が投票して行ったものであり、言ってみれば自業自得の一手に過ぎません。

過去の人類の争いも全ては人類が自分で選択してきた結果でしょう。

生物を殺さない約束

少佐は今後どうしようか迷うソクラテスとプラトンに二度と生物を殺害しないと約束させようとします。

2人はあっさりと許諾。

但し条件がありました。

妄想男がいいそうなもの。

一瞬コマの使い方といいギャグ漫画かと思いましたが、大マジのソクラテスです。

ヘフナーはかなり怒っている様子で「自分のをもんでろ！」と叫びます。

「人類の命との天秤」

少佐は女性に対しては学ばなかったのかと言い放ちます。

実際にソクラテスとプラトンは女性は男性より劣っていると間違った解釈をしていました。

完全な男尊女卑ですが、この時代の哲学者なら実際そうだったのでしょうか。

少佐は人類の未来を握っていると言えるAI2人に「成れの果てがこれか」と罵ります。

そこまで嫌がるのを理解出来ない2人。

そこで押し問答の最中に新たなニュースが入ります。

アメリカが母艦に対して核攻撃

パピコたちが吸い込まれたことを日本人たちは心配そうに見ています。

そして緊急のニュース。

「アメリカが宇宙船に向け核ミサイル発射」

数は5発。

ソクラテスもこれには驚きの様子。

世界を救ってくれたパピコや未来人がこの中にいるって分かっているのにこの選択です。

恐らくAIの2人も理解出来ないと言った所ではないでしょうか。

そして女性陣が何を言っても人間という存在の破壊的衝動は認めざるを得ない状況になったと言えそうです。

まさに利己的の象徴とも言えるものでしょう。

GIGANT(ギガント)81話の考察は以上となります。

果たして人類は救世主である英雄を見放すのでしょうか。

AIの母艦も全く防衛装備が無いとは言えませんので核ミサイルに対しての迎撃行動を行うものと予想されます。

GIGANT(ギガント)82話のネタバレ含む考察