アオアシ210話の考察|上手さはエスペリオン!強さは青森星蘭!?
アオアシ209話で青森星蘭の主将へのインタビューを行った金子です。
上手さに関してはクラブが勝りますが、強さでは青森星蘭だと断言した羽田。
エスペリオンよりも強いと豪語しますが、結果はそれに近いモノを示しています。
それでは210話の展開を考察していきます。
青森星蘭の主軸メンバー
209話では青森星蘭の軸になる選手が数名登場しました。
センターバックに南米系の、森山ルナール承。
U18の代表でゴールキーパーの槇村嬰人。
ワントップでロングボールを前線でキープする力を持つ長身の山貝ダーメインジェイ。
攻撃型のCBである堤健太郎。
すでに長崎のJ2へ内定を決めている技巧派のMB、藤長泰陽。
そして羽田琉騎に「悪魔みたいな1年」と呼ばれている北野です。
金子も言っていましたが、選手元々の能力が超高校級で揃っています。
現実に考えて、上手さにおいてもクラブから大きく損なうものではないと感じます。
しかし羽田は元クラブの感覚から見ても、技術ではない別の場所で青森星蘭がクラブを圧倒していると考えています。
羽田が感じたモノとは?
フィールド練習を行うのに、わざわざ雪かきが必要になる青森です。
羽田琉騎は何でも揃っている東京のクラブから訪れて、最初は絶望していました。
「なんなんだこれは?」と自問自答の日々を過ごしています。
理不尽に思える様な練習を続けて、フィールドに立った時に自分の変化に気付いたと言います。
技術的なものではなく、チーム全体で作り上げる強さなのでしょうか。
クラブの様に仲間がイコールライバルになる環境でもなく、サッカーをする為に自分たちが汗をかいて当然から逸脱していく。
確かに精神面は大きく鍛えられそうに思えます。
雪の中を走らせる監督の行為もまた、全てが与えられたものではない事を痛烈に知らせる何かなのかもしれません。
エスペリオンも苦しむ展開
当たり前ながら青森星蘭は現状プレミア2位のチームであり、侮れる相手ではありません。
勝ち点もエスペリオンが47に対して、青森星蘭は46と1点差になります。
直接対決での勝敗が優勝の決め手になるのは言うまでもありません。
阿久津をキャプテンとした新生のチームで船橋戦以降は1年をほぼ使わずに戦い続けているエスペリオンです。
福田監督は、この青森星蘭での試合に1年を投入してくる事でしょう。
今の1年不在のチーム編成が、一つのクラブの完成形だとすれば、アシトを含めた1年導入がクラブと青森星蘭の強みの融合になる可能性はあります。
福田監督は、その点に期待を込めて青森星蘭戦に挑むではないでしょうか。
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