ワンピース考察|キッドの「電磁砲(ダムドパンク)」はレールガンと何が違うのか!レーザーで驚異の出力
キッドがワンピース1039話にてワノ国で繰り出した大技。
その時に出来る最高の切り札と呼べる技ですが今までの磁力で作った何かでぶっ叩いたり、突撃する類のものではありませんでした。
その名も「電磁砲(ダムドパンク)」です。
機械式の金属を元に打撃系を行うのが主流だったユースタス・キッド。
今回はそういったものではなくエネルギー砲のような技となりました。
レールガンと呼ばれなかったのは当然ではありますが、電磁砲と言えばレールガンの呼び名の方が有名でしょう。
ちなみに電磁砲をメインにした作品も非常に流行ったのでどれほど強力かを知っている人も多くいるはずです。
キッドが繰り出した電磁砲は一体どんなものだったのか。
その威力について考察していきます。
※追記※
ワンピース1079話ではシャンクスの見聞色の覇気による未来視で赤髪海賊団のクルーを電磁砲(ダムドパンク)によって皆殺しにしているところが確認されています。
赤髪海賊団を相手にしても撃滅させられる強さを誇っていた大技ということになります。
電磁砲は現実にあるもの
「電磁砲なんてものは現実にあるのか」
当然これは存在するものです。
電磁砲がなぜレールガンと呼ばれるのか。
それは二本のレールを引いて発生させた磁場を使って射出させる力の向きを作り出すからです。
現実のものとして使われているものでは似たような力の加え方をしているものとしてリニアモーターカーなどがあります。
こちらはレールガンとは違い多数の電磁石を並べる構造になっています。
電磁場のことを学ぶ上で基礎中の基礎が分かる本としてはこちらがオススメになります。
よって実は電磁砲なるものはキッドが出したようなレーザー光線のようなもので使用されている訳ではありません。
そういう意味ではレールガンと呼ばないのは当然なのかもしれません。
未来の想定技術で隕石破壊
キッドの出した技術は現実の世界で言えば未来の技術と言えそうです。
SF小説、まさに今流行りの「三体」の世界観のようになれば電磁砲も当然出現するでしょう。
上記の三体はヒューゴー賞を取った現代SF小説の最高峰と言われる作品です。
読んで見ると「この世界感なら電磁砲も」と思ってもらえるはずです。
脱線しましたが、未来の用途として電磁砲を使うとすれば「隕石の衝突回避」などに応用出来るのではないかと言われています。
電磁砲の利点としては火薬による放出速度よりも遥かに高速での物体移動が可能ということです。
更に長距離の射程も可能ということで何らかの物体を高速長距離移動させるのに使用できると言われています。
言ってみれば宇宙エレベーターのようなものもこの電磁砲の技術が応用されれば出来るかもしれません。
核の融合反応にも使う兆し
電磁砲の技術は核融合に対する局面でも期待される技術。
レーザー核融合ですが、キッドが繰り出した電磁砲(ダムドパンク)はこのレーザー射出を意識したものに見えます。
爆縮させる高速の熱源を繰り出す電磁砲をイメージしていると描写でも感じるので、ちょっと違いますが感覚としては宇宙戦艦ヤマトの「波動砲」の小規模版という威力を感じます。
ビッグマムがローの穿刺波動によって大ダメージを食らった後での一撃。
⇒穿刺波動(パンクチャーヴィレ)の大穴はをどう使うか
四皇を最終的に倒れさせる一撃になったと考えれば、この電磁砲がどれだけ強力かも分かります。
焼くような熱源放出だったのではないかと感じます。
実際だったら人間なんて一瞬で溶解して蒸発、消失しているかもしれません。
ただあれだけの出力を出したということはキッドの中のエネルギーもおおよそ使い切ってしまうと考えていいでしょう。
連発出来るものでもない
今後もキッドはこの電磁砲を戦闘局面で使うかもしれません。
しかしながら「連発出来るものではない」と考えていいでしょう。
これはローの穿刺波動も同じことです。
使うとすればビッグマムの時と同じくトドメを刺すための決死の一撃というになります。
ビッグマムを倒したということだけでも威力が尋常ならざるものであるのは分かっていたところ。
電磁砲(ダムドパンク)を外でも使う局面が現れるのかどうかにも注目したいところです。
簡単ではありますが、電磁砲(レールガン)に照らしたキッドの電磁砲(ダムドパンク)についての考察でした。
マンガ好き
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