【コウノドリ考察】笑わなくなった四宮先生の過去とは。その後の先生は笑顔を見せるようになった?

(鈴ノ木ユウ先生 コウノドリ 6巻引用)
「笑わない男」として有名な四宮先生。
彼が笑わなくなってしまった過去をおさらいし、少しずつ四宮は変化しているのか、みていきたいと思います。
知れば知るほど、患者への愛情が伝わってくるのです・・・!
⇒【コウノドリ18巻あらすじ】
四宮先生について
ドラマでは星野源さんが演じ、話題となった四宮先生。
ドラマパート2でも星野さんが続投し、漫画・ドラマの両ファンからも嬉しい悲鳴の声が上がっていますね!
そんな四宮先生についておさらいしておきましょう。
四宮ハルキ。
聖ペルソナ総合医療センターに務める産婦人科医。
鴻鳥サクラの同期です。
実家も産婦人科医院ということがサクラのセリフによって発覚していますね。
小さい頃からなんとなく産科医になると意識はあったのでしょうか?
患者の治療方針に対してサクラともぶつかることがありますが、それはサクラや他のスタッフと同様、「患者を助けたい」という思いが強いからこそ。
しかし無表情で笑わない四宮。
それにはこんな事がありましたね。
亡くなった患者
研修医の時から5年前までは今の四宮先生からは想像ができないくらい、患者さんらには笑顔で優しく接していました。
しかし、2人目を妊娠した妊婦への禁煙指導が甘いものとなり、たばこをやめさせることができませんでした。
妊娠の喫煙には赤ちゃんに大きな影響があると言われます。
例えば低体重で生まれてくるとか流産や早産、胎盤早期剥離とか赤ちゃん自身にも十分で綺麗な酸素が行き渡らず、成長に影響がでたり。
四宮の担当した妊婦は、一人目の時も何もなかったし、今回も大丈夫でしょうとたばこがやめられませんでした。
結果、その妊婦は32週で早期胎盤剥離で大量出血で亡くなります。
その赤ちゃん(つぼみ)には重い脳性麻痺が残り、植物状態になってしまいました。
こんなことになるなら嫌われてもいいから厳しくしてたばこを止めさせるべきだったと自分を責める四宮先生。
それ以来、患者に笑顔で優しく接することはなくなりました。
ちなみに原作漫画の6巻で、つぼみちゃんの最期のシーンが描かれています。
その後5年間寝たきりだったつぼみの面倒を見続けた四宮先生。
ある日突然つぼみちゃんは亡くなってしまいます。
1日だけでも治してあげたかったと泣く四宮先生。
つぼみの父親との対面とかもあって、ここは涙無くしては読めない回となっています。
ちなみにつぼみちゃんはドラマの第1期の9話で亡くなっています。
その後の四宮先生
それから月日がたち、四宮先生に笑顔は戻ったのでしょうか?
あまり変化はないように思います。(笑)
産科医(オレたち)には何もできない・・・とゴロー先生に表情も変えず言ったり、聴覚障がいの妊婦との筆談のやりとりでも表情を崩さないし。
小松に「照れてる!」ってツッコまれてるけど(笑)。
基本的なスタンスは変わっていないし、妊婦自身の意志を尊重したいサクラに対して妊婦の命を最優先に、一番医学的にいい方法を考えていきたい四宮先生はよくぶつかっています。
でも四宮先生の過去を知った上で読むと、どちらからも愛情溢れる思いが伝わってきますよね。
いつだって妊婦と赤ちゃんのことを一番に考えるからこそぶつかるわけだし、患者にも厳しくなる。
ただそれが患者になると、そんな事情も知らないから「あの先生冷たい」と嫌われてしまうのですけども・・。
いつか大笑いをする四宮先生が見てみたいですね。
先生に子供ができたら笑う時がくるのかな〜?
そんな日が来てほしいな。
鈴ノ木先生、ぜひそんな未来をいつか描いてください!
でも四宮ファンが立ち直れなくなる・・!?
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