キングダムネタバレ669話の考察｜識は礼を生かした。識の優しさに気付く

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キングダム669話の最新ネタバレ考察を更新しました。

下記リンクよりご覧下さい。

キングダム669話の確定ネタバレ考察

礼は闇から這い出て羌瘣の胸で泣きます。

識との最期を思い出した事がきっかけでした。

礼は今もなお識が好きだったことが良く分かります。

これで飛信隊に大きな戦力が加入するのはほぼ確実となりました。

※下記は本編の予想となりますので確定ネタバレについては上記リンクの記事をご覧下さい。

祭において識は天才的な実力を持っていました。

それに追いつかんとばかりに共に過ごし続けた礼の実力も他の一族より頭ひとつ抜けていたのは頷けます。

最後の瞬間には話そうとする礼を遮る殺気の放出。

自らの殺気によって礼に剣を抜かせ自らを貫かせた識となりました。

全ては礼を祭の勝者とし外の世界で生かせてあげようという優しさから来たものと言えるでしょう。

識の優しさは象姉に近い

象姉は羌瘣を生かす方法として「祭への不参加」を選びました。

羌瘣と象姉が参加する時の祭、つまりは幽連が勝利した祭では他の一族の共謀が行われました。

本来羌瘣と羌象の二人に対して仕組まれた罠を象姉は一手に引き受ける結果となったのです。

これは幽連と羌瘣との戦いの際に明言されました。

羌族二人用に仕組んでいたワナを羌象が一人でくらっちまったのさ。
開始と同時に皆で囲んで殺っちまうっつーあれをな。
－幽連－
(キングダム33巻)

象姉は他の一族の共謀に気付いていた可能性は大いにあるでしょう。

ずっと一緒に暮らしてきた羌瘣と殺し合いをしたくない一心で羌瘣を眠らせた優しさ。

しかしその優しさもまた闇を生む結果となってしまいました。

羌瘣は史実に実在した武将

識の見せた優しさは一歩上

象姉が見せた優しさでは祭を突破した所で救えない事実は分かっています。

羌瘣こそ生き残りはしましたが、本来は追手によって殺される結末となるはず。

識はそういった方法での生存ではなく、祭を突破して礼を生かす方法を選んだのではないでしょうか。

礼は識ほど頭が良いタイプでも察する能力に長けた人物でもありません。

識が事前に伝えた言葉をそのまま鵜呑みにした可能性は大いにあります。

礼、仲良くするのはここまでだ。
今から私達は敵同士。
私は絶対に死にたくない。
祭で躊躇なくお前の首を飛ばすからそのつもりでいろ礼。
生き残るのは私だ。
－識－
(キングダム668話)

また識は真剣な表情をすれば礼が言葉通りに受け取る事も理解していたはず。

この時の識の目は真剣そのものに見えます。

実際ここから礼を勝たせる為に真剣にさせる手段の一つとしていた可能性は十分にあります。

だからこそ最期の時に言葉も投げかけさせずに剣を抜いて途中で止め自分を礼に刺させたのではないでしょうか。

一言でも話せば礼の決心が揺らぐのを防がせる為であったと言えます。

気付いてしまった礼

「躊躇なく首を飛ばす」と言いながらも直前に「ピタ」と剣を止めた識を見た礼。

気付いてしまったからこそ「裏切られた」と感じると同時に「識を自らの手で殺してしまった」という罪悪感のようなもので闇落ちしてしまった礼です。

礼の中で「識は止めたのに」という気持ちがあるのでしょう。

いや「なぜ止めたんだ」と問いかけたい気持ちがあるのかもしれません。

識が悪い訳ではありません。

祭という蚩尤の伝統であるこの殺し合いというシステムそのものが闇を生み出すものなのです。

羌瘣は礼を救えるのか

今の所、礼とは互角に戦えている羌瘣です。

識の死に様を知った羌瘣は礼に何を伝えるのか。

どういう思いで識が礼を思っていたのか、最後の躊躇の意味が何だったのかをもう一度考えさせるのかもしれません。

少なくとも自分の死によって闇に落ちて多くの人を殺める羌礼を見たかった訳ではないはずです。

羌瘣も自分自身が象姉の仇討ちにとらわれていたからこそ分かるでしょう。

それでも救われる道はあります。

居場所となる飛信隊、特に信の存在は大きなものだったと言えます。

羌瘣が「呼び戻しの術」を使った時に象姉に会う事が出来ています。

実際に記憶に残っているかは定かではありませんが「ニつのいいこと」については明言されずに終わりました。

もしかしたら自分を慕ってくれていた仲間を救い出せることが一つなのかもしれません。

そうだとすれば羌瘣が礼を救い出す一手をここで伝える事が出来るでしょう。

キングダム669話の最新情報が分かり次第考察を更新致します。
今しばらくお待ちください。

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