空腹なぼくらネタバレ20話(3巻)｜息子の名は舟(シュウ)と亢(コウ)。兄が女を求め旅立つ

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空腹なぼくら20話のネタバレ考察です。

おじさん(クズ男)が死亡して、少し時間が経過しています。

お腹の中の子供も大きくなっています。

兄の舟(シュウ)と弟の亢(コウ)です。

見ての通り兄のシュウは海に似て美形です。

弟のコウはクズ男に似ている感じでちょっと目が細めになっています。

そして航(わたる)は「じーじ」と呼ばれています。

育ちざかりの男の子でわたるにキャベツをぶつけたりして遊んでいます。

シュウの年齢は14歳になろうというところです。

性的な目覚めはもうしているのではないかという年齢ですが、環境が環境だけに覚えるに至りません。

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未だに海のおっぱいを吸っている

寝る時はシュウもコウも海のおっぱいを吸っています。

中々の光景ですが、何が当たり前なのかを教育する者もいません。

そもそも男が生まれても女がいなければわたるの計画は水泡に帰すでしょう。

それはわたるも分かっているはずです。

今の状態のままだと海とシュウやコウの子供が出来る事になってしまいます。

昔の村文化ではそういったこともあったそうですが、当然同様の免疫を持つ様になり体は弱ってしまいます。

シュウは海としたいと言い出す

クズ男が持っていたTHE人妻と書かれたエロ本を見つけたシュウ。

それを見ていたら精通をしたと言います。

勿論シュウは何が出たのかも分かっていないので「白いのが出た」と言うだけです。

ちょっと恥ずかしそうにも見えますが、わたるに普通に話している事からそういった羞恥心たるものも学ばずに生きていると言えます。

もうすぐ14歳の誕生日を迎えるシュウはプレゼントを「この本に載ってる事、ママとしたい」と言い始めます。

わたるの中には元の世界の倫理観が存在しているので「何を言ってるんだ？」と言い出します。

シュウはママも喜んでくれると言っているので、何の教育も無いことがどういった事態を引き起こすのか分かる場面でもあります。

夜に性教育を始めるわたる

わたるはママに内緒で夜にエロDVDを見せて「セックス」がどういったものか教えます。

そして女の子がどういった生き物であるのかも伝えました。

シュウは「じーじはそういう事あったの？」とききます。

じーじも少し体験談を話し始めますが、すでに相手は死んでいます。

少し悲しそうな表情が印象的です。

今のもうわたるは人と愛し合う事ができません。

セックスなんて論外です。

ここでわたるはシュウに提案します。

ただし、ママには内緒の、男だけの旅だ。

二度と戻って来られない覚悟を持った旅になります。

当然ながら今の世界です。

生きた女の子がいる可能性はそう高くはありません。

クズ男や海、そしてシュウやコウが生き残っているのは知性をもった歩く死体であるわたるがいるからです。

ただ人が少ない場所では危険も少なく集団の力で生き残っている者もいるのではないかと推測出来ます。

兄のシュウは男だけの旅路に出ていく

わたるは「よく考えて、それでも来るというのであれば、じーじは待ってるぞ」と二人を部屋に戻します。

シュウは行く気です。

コウは止めますが、それでも俺は行くと心に誓った様子。

もうすでに女の子に会いたいという気持ちは変わりません。

女の子に会いたい。

シュウは非常に好奇心旺盛な人物である事がわかります。

ママを守ってくれと言いながら、最後にチラっと海の部屋を見ます。

そこで海はシュウの誕生日を祝う為に飾り付けを作っていました。

そんな海のもとに抱きついて「大好きだよ」と伝えます。

これが最期の会話になるとは海も思っていなかったでしょう。

ここからコウは海を守りながら男として成長していきます。

シュウはわたると共に女の子を探す旅に出る事になりました。

本当に女性はこの世界に残っているのでしょうか。

長く厳しそうな旅が始まります。

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