闇金ウシジマくん最終回(感想)｜読者評価はどうか。最期の死は当然の流れ？

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闇金ウシジマくんは最終回でウシジマくん
という主人公が死亡する結末となった。

驚いた読者とそうではない読者が
いたのではないかと思える。

今までのウシジマくんの話の流れを見ても
救いようもない人間には死という結末も
容易に訪れていた。

ウシジマくんは熊倉を実際に殺している。

加納が殺されたあたりから最期の
ウシジマの死を想像した人は多いだろう。

滑皮との相打ちも想像出来たが、
こちらには勝利して全くの別件で
しかもウシジマくんを狙ったものでもない
凶撃で死ぬことになる。

死はどこにでもあると感じさせるものとなった。

ウシジマくん最終回をおさらい

読者意見は様々

最終回からの読者の意見は様々。

ウシジマくんの死を悲しむ声もあるが、
大方は死ぬべくして死んだという意見が
多いと言える。

確かに先にも伝えたが過去の話の流れからも
熊倉を殺したウシジマくんが何もなく
そのまま闇金業を続けて終わるとは思えない。

何よりそれまでにも無慈悲に人を陥れた
瞬間が無かった訳ではない。

悪を貫いたというキャラでもないが
決して優しいキャラでもなかった。

刺されてから突然人が変わった様に
今自分に出来る施しを人に行う。

文香の借金の完済扱いやホームレスの
おっさんへのおでんの差し入れも同じ。

何より仲間に好かれたウシジマくん。

最期の最期に聞けた声が柄崎というのも
泣かせる部分ではある。

最後までウシジマくんについてきた柄崎。

誕生日が命日になるのもウシジマくん
らしさと言えるかもしれない。

丑嶋社長はナゼうさぎ好き

闇金ウシジマくん続編は無い

続編を期待する声が最終回のカウントダウン
あたりから始まっていた。

しかし、
最終のウシジマくんの死亡が決まったことで
それが無いと言える状況になった。

ドラマ化に映画化と人気を博した
作品だけに惜しまれる気持ちも多いだろう。

描かれるとしても真鍋昌平先生の作品は
ウシジマくんを主人公にしたものでは
決してないと言える。

恐らく続編という形でもスピンオフでも
描かれないと推測される。

ウシジマくんというキャラを死亡させる流れは
最初から決まっていたのではと思える。

そもそもそうしなければ、
この物語の終わりは無い。

誰に殺されるのかという話でもあったが、
巻き添えによるあっさりとした死亡が
またウシジマくんという物語の無情感というか
世の中の不条理を伝えている。

評価は様々ではあるが、
終幕としては素晴らしいものだったと感じる。

真鍋昌平先生の次回作

すでに次回作が決まっている様子も
描かれていた。

2019年秋に最新作となるものが
伝えられるがまたもアングラな世界を
描いてくれるのだろうと予想。

今回も抜群の不条理を最後まで
描き切られたと言える作品だけに
次の期待値は大幅に増加してくる。

闇金ウシジマくんを超える世界観の
創出に期待。

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