嘘喰いネタバレ感想|最終回ラストで斑目貘登場。ゴーネンを倒すプランAで終結
嘘喰いが遂に終結しました。
最終巻は49巻となっています。
(話数で言えば539話が最終回です)
連載11年。
最後の最後、ラストで登場した斑目貘で生存は確定しました。
二人のハチの王が生まれたという物語。
強キャラと思われる者たちが大量に紹介された上での終了となり「続編は!?」という声が出るのも当然と言えます。
ゴーネンとの戦いを感じさせる
「とりあえずプランAだよ」という締めとなった今作。
ヴィゾーム創始者のゴーネンとの戦いが描かれるのではないかとも予想されたが、それはありませんでした。
やはり、あの最後の勝負があまりにも壮絶でその続きをまた戦いで描くのは困難だったと言えるかもしれません。
最終に登場した斑目貘。
その手前の創一のやり取り。
絵本のハチの王が二人というくだり。
ゴーネンを倒すという展開が容易に想像出来ます。
ひょっとしたら、この戦いもスピンオフなりで描かれる可能性はあるのではと思わせます。
世界平和を目指した斑目貘
斑目貘の目的は「世界平和」だったことは読者も知っているところです。
そう考えると、最後に登場した強キャラたちを踏まえて「まだ一歩踏み出した所」というニュアンスがあるのでしょう。
言ってみれば、世界平和に向けて斑目貘は船を大海に漕ぎ始めた、という終了なのでしょう。
マンガのスタンスとしてはよくある最終回の展開とも言えますが、読者やファンにとっては「もう少し書いてくれ」と感じる部分でもありました。
鬱エンドも想像されていた
ヤングジャンプのコンセプトを考えると、最後に鬱エンドとなる可能性は低めだったとは言え、作風から見てあり得ました。
今回のエンディングはハッピーエンドに近いものが用意されていて「良かった」と感じたファンが感想を見るに多かったと思います。
嘘喰いの最終話に対する口コミと感想
嘘で締めない
嘘喰いでありながら、嘘で締めなかった最終話。
これにも、作者なりの意味が込められているのでしょう。
嘘喰いに描かれるゲームはそのルールの難度から読者を惑わせることも少なくありませんでした。
中には、難しくてついていけなかったという人も多いと言います。
少なくとも単行本で連続して読めば分かり易いものになってはいます。
しかし、最終回で巻頭を飾るその人気っぷりはさすが。
最終回についても、大方の好評を得ている状況ではあります。
嘘喰いがまた次回作で見れるのではという話もあがってはいますが、実際にはここで完結となっても違和感はありません。
感情の機微を描くのに優れた迫稔雄先生だけに、今後の作品もそういった強烈な設定と感情のゆらぎが交差するような作品を描かれるのではないかと思います。
バトゥーキの評価は低め
迫稔雄先生の新たな作品はバトゥーキでした。
ヤングジャンプで鳴り物入りの連載となりましたが、残念ながらあまり評価は良くなかった形となっています。
(各方面の口コミを見ると)
結果、となりのヤングジャンプに移籍になってしまいました。
勿論、となりのヤングジャンプにも面白い作品が多く連載されているので、単純に低評価で飛ばされたという左遷的な意味と捉えるのは時期尚早とも言えます(ワンパンマンとか)。
とは言え、現実に嘘喰いに比べると評価が低めなのは事実です。
やはり迫稔雄先生の世界観にはバトゥーキの様なものではなく、もっと冷酷な部分が見え隠れするアンダーグラウンドな世界観がマッチするのだろうと考えられます。
もしかしたら今後嘘喰いの続編での連載もゼロではないのかもしれません。
(原作として別の人が続きを書くパターンもあり得る)
マンガ好き
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