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• 2017.9.8
• 進撃の巨人最新予想, ネタバレ予想96～100話(進撃)
• 進撃の巨人
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進撃の巨人ネタバレ｜97話でクルーガーが生きてるは誤り！ファルコと潜入中のエレン

進撃の巨人97話で明らかになったクルーガー

ファルコは怪我をして療養中のクルーガーの手紙をポストに入れる役をやっています。

「クルーガーは生きているのか」と疑問も湧いてきますが、当然そんなはずもありません。

そもそもマーレ編でけが人として登場した人物はクルーガーを名乗るエレンです。

エレンが単独で潜入する理由

クルーガーはグリシャが食った

すでに周知の事実となりますが、クルーガーはエルディア復権派のスパイとして活動していたフクロウです。

九つ巨人を継承すれば13年で寿命が尽きる事もクルーガーが教えてくれました。

すでに13年が尽きようとしていたクルーガーはグリシャに自分を食わせ、壁の中にある始祖の巨人の奪還を目指す様に伝えられます。

このクルーガーの持っていた進撃の巨人をグリシャが継承し、後にエレンが継承するに至ります。

勿論、クルーガーは生きていることもなく死亡が確定しています。

但し、エレンの記憶という意味で進撃の巨人という記憶の軌跡の中では息づいていると言えるかもしれません。

アニがケニーを尾行

進撃の巨人97話でケニーを尾行するアニ。

壁の王まで会えるかと思いましたが、見事にバレてしまいます。

アニは逃げ切りますが、格闘術が無ければ死んでいた可能性すらあります。

女の子ということでケニーも油断したに違いありません。

ライナーの回想

ケニーとアニの出来事も104期の訓練生時代の出来事です。

アニがケニーに捕まりそうになった話を二人にします。

ここに来た今までの5年の情報を持ってマーレに帰ろうというアニに対してライナーが「ウォール・ローゼの破壊」を提案します。

あんあたらの友達は大勢死ぬね。
全員死ぬかも。
－アニ－
(進撃の巨人97話)

ライナーは友達じゃないと言います。

この段階ではまだライナーはマーレの戦士としての意識が強かったのかもしれません。

更に共に訓練をしていく中で、エレンを勇気づけるライナー。

この時には「巨人を一匹残らず駆逐するんだろ？お前ならやれる」と嘘とは思えない表情で激励しています。

この表情から察するにすでにマーレの戦士ではなく、壁内の兵士としてライナーは自分が変わってしまったのでしょう。

複雑な心情

マーレ側とパラディ島の壁内のどちらの事も知っているライナーです。

どちらに加担しても大切な誰かを失う結果になってしまいます。

結果、自暴自棄に近い感覚に陥ってしまい自殺未遂へと進みます。

未遂といっても全く引き金を引いたりしていませんから、呆然としていて知らぬ間に銃口を咥えていたという精神状態とも言えます。

ただファルコたちを見て、自分にはまだやることがあると思い直します。

長髪の男はクルーガー

ファルコはガビが巨人を継承すると憤っていました。

そこに長髪の男が世話になったと言います。

心的外傷の治療に来ているという事でしたが、それが嘘だとファルコに伝えます。

見た目はエレンそのものです。

ファルコは現状の候補生の話をしますが、クルーガーを名乗る潜入中のエレンは抽象的な話をファルコにします。

皆「何か」に背中を押されて地獄に足を突っ込むんだ。
大抵その「何か」は自分の意志じゃない。
他人や環境に矯正された仕方なくだ。
ただし、自分で自分の背中を押した奴の見る地獄は別だ。
その地獄の先にある何かを見ている。
それは希望かもしれないし、さらなる地獄かもしれない。
それはわからない。
進み続けた者にしか・・・わからない。
－クルーガーを名乗る潜入中のエレン－
(進撃の巨人97話)

この言葉は大きな意味を持っています。

進撃の巨人は全て「選択」の結果巻き起こっていく絶望を描いているとも言えます。

進み続けた結果、エレンは世界を滅ぼすまでに至りました。

エレンは地ならしで全てを滅する

タイバー家の当主

マガトの元に訪れたタイバー家の当主ヴィリー・タイバー。

戦槌が誰か見抜けたかという話でマガトはわからないと言います。

戦鎚の巨人の能力が万能すぎた

戦鎚が誰なのか知っているのはマーレ上層部でも一部だけとのことでした。

ヴィリー・タイバーは、100年前人間でありながら大地の悪魔を打ち破ったヘーロスの象を見に来たといいます。

これから自分がやろうとしている事が、このへーロスに近しいものなのが分かります。

マガトは容赦なく、今のマーレが中身のない傀儡となっている事をヴィリーに伝えます。

本当に容赦ないな・・・立つ瀬がない。
お察しの通り、マーレという国はタイバー家の権限化にある。
だがマーレが軍国主義の道を歩んだのはあくまでマーレが選んだことだ。
我々はマーレへの贖罪として自由と力を与えた。
－ヴィリー・タイバー－
(進撃の巨人97話)

見届けてきたタイバー家は、次の祭事で世界に対して全てを明かすつもりだと言います。

エレンの手紙を出すファルコ

クルーガーさんと長髪男を呼ぶファルコ。

実際はクルーガーという名前を拝借した潜入中のエレンです。

手紙を出すお願いをされ、それを外のポストから投函するファルコ。

無事だと家族に伝える手紙だと言いますが、実態はまるで違います。

後にこの手紙の事でファルコは僅かな後悔を生むことになります。

オレはレベリオ区の襲撃に加担している。
病院の傷痍軍人がエレン・イェーガーだと知らずに彼の手紙を区外のポストから彼の仲間に送り続けて、レベリオ区で大勢殺された。
だから・・・ウドもゾフィアもオレのせいで死んだ。
－ファルコ－
(進撃の巨人118話)

進撃の巨人97話時点ではエレン＝クルーガーを名乗る傷痍軍人と判明していませんが、次話である98話にて確定となります。

ライナーがエレンと再会し、先にファルコが言ったレベリオ区で大勢死ぬ祭事とエレンの宣戦布告が始まります。