あなたがしてくれなくても【62話】ネタバレ含む考察｜陽一の本心が漏れ出す！強がりはナシ

ライター募集中！
マンガ好き.comで一緒に考察記事を書いてみたい方は問い合わせよりご連絡下さい。
ライターに応募してみる
※文字単価は記事数とレベルによって変化します。まずはお試しで気軽にご連絡を。

あなたがしてくれなくても【62話】ネタバレ含む最新考察｜陽一の本心が漏れ出す！強がりはナシ

あなたがしてくれなくても62話のネタバレを含む考察となります。

※本編ネタバレを含みますのでご注意下さい。

離婚してくださいの衝撃を受けた陽一。

青天の霹靂で納得出来ずに強がってしまったのか、子供っぽく「離婚だ、離婚！」と。

もう一度話し合いを願うみち。

そこに現れたのは酔った陽一で「別れたくない」とはっきり。

シラフでは本心が語れないのでしょう。

でも陽一はみちと離れたくない気持ちが強くある、これは本心に思えてなりません。

それではあなたがしてくれなくても62話を考察していきます。

Table of Contents

陽一からすれば譲歩した

離婚の発言に対して陽一は「なんで離婚なんて話になるのか」と理解不能な様子。

それも分かります。

読者としては、みちの様子を見てきて偏って見てしまいますが、今思えばみちもあまり本心を語ってきませんでした。

そして自分で考えて、出した答えにしても、陽一からすれば「いきなり」となるのも当然。

夫婦における問題の大半はコミュニケーション不足から来るものというのが現代の考え方。

よくよくあなたがしてくれなくてもを見直してみると、お互いに圧倒的にコミュニケーションが不足しています。

特に心の内面、自分が思っている本質を曝け出したような会話がほとんどありませんでした。

そりゃお互いに勝手に考えて、考えきった答えだけを聞かせていたら気持ちが乖離するのは当然と言えます。

このみちの発言で結果的に衝動にかられた陽一は「じゃあ離婚だ、離婚」と発言。

これも幼稚ですが、言葉で繋ぎ止められず、思考が一時的に停止して子供のようなことを言ってしまったとも取れます。

要するに陽一からすれば「突然なんなんだよ、俺は譲歩したじゃないか！」って悲しさから怒りに変化したものと思われます。

みちはもう一度話し合いを希望

この陽一の言わば子供っぽい幼稚な反応に対して、みちはもう一度考えます。

そして陽一にとっては青天の霹靂だったことを認めて再度話し合い。

優しいみちだから出来る考えでしょう。

一般的な流れになれば、この自暴自棄に似た発言の末には「じゃあこれ書類ね！」って感じでお互いに怒りのままにサインして結果的に離婚に至るまでにまともな話し合いはされなかったってケースだらけだと思います。

最近では離婚関連のマンガも非常に増えてきています。

それだけ時代的に「多くの人が離婚している」そして「その悩みを抱えている」とも言えるでしょう。

ちなみにアメリカでは離婚率が５０％程もあるそうです。

日本もそれに近づくだろうと言われているところ。

今となってはシングルマザーやシングルファザーなんて珍しくも無くなりました。

みちと陽一には子供がいませんから、そもそもシングル・・・ということですらありません。

言ってみれば一番気軽に離婚出来る二人とも言えそうです。

陽一にもう一度ちゃんと話をするために、話し合うためにみちは諦めずに場を作ります。

中々このみちの行動も出来るものではないかもしれません。

人は自分を正当化して、相手がそのつもりならもう良いやってなりそうなもの。

そうはしないのがみちの優しさであり、強さでもあると感じます。

酔った陽一が本心をさらけ出す

予定時間から二時間が経過して現れた陽一。

泥酔とまではいかずともかなりの酔っ払い。

こういうのが女性としては「信じられない」ってなりそうですが、男性としてはきっと「分かる」って人も多いのかもしれません。

今から「離婚したい」っていう妻と話をする。

それをまともな精神で聞くのが怖いって陽一は思ってしまったのでしょう。

そして少しだけ、言ってみれば気を高めるために酒を呑んだ、でも考えれば考えるほどに怖くなって、飲みすぎた、というところではないかと推察。

お酒の力を借りないと普段から生活のストレスが回避出来ない人もいたります。

ただ陽一はこんな段階ではなく、普段は別に呑んでいません。

今だからこそ、驚異的なストレスを感じたからこそ酔った状態でしかみちと対面できなかったのでしょう。

「離婚しない」

陽一の酔った状態での発言は心の底から出た本心だと思います。

ただこれをシラフで言ってちゃんと理由を伝えて、今後の改善策を話せばみちとしても納得できたかもしれません。

それをあろうことか酩酊状態。

「真剣に考えていない」そう思われてもおかしくはありません。

陽一の心の中、きっと寂しさや悲しさが膨れ上がり、怒りもあれば不安もあるような混濁した思考をさまよっているでしょう。

相反する二人の思考に対して、どう決着をつけていくことになるのでしょうか。

でも読者の多くは感じているはずです。

「遅すぎるよ」と。

簡単に意見を曲げるとは思えないみち、即座に離婚とはならずとも恐らく別居など離婚に向けた動きになっていくでしょう。

そんな危機的状況を三島あたりが気付いて、みちに接触、不倫の事実を伝えたりしたら一発で細い糸は切れてしまいますが、この後の展開が気になります。

あなたがしてくれなくても63話のネタバレ含む考察

この記事を書いた人
最新の記事

マンガ好き

各種ご意見や予想、またコメントや掲示板やSNSを含め考察記事を編集して掲載させて頂いております。史実が必要なものはそれをもとに考察しているものもあります。内容に間違いがある場合もありますが、あくまでもその時点での考察記事としてご理解頂けると幸いです。誤字脱字は都度修正しますが行き届かない点はご容赦下さい。