【ハンターハンター考察】メルエムの強さと戦いの伏線♦軍儀元ネタは象棋♠

ライター募集中!
マンガ好き.comで一緒に考察記事を書いてみたい方は問い合わせよりご連絡下さい。
ライターに応募してみる
※文字単価は記事数とレベルによって変化します。まずはお試しで気軽にご連絡を。

(ハンターハンター コムギと軍儀 244話 引用)

メルエムとコムギの軍儀は
その後に起こる戦いを
示唆していたと
言われている。

どんな戦いが
行われていたかを
もう一度おさらいしてみたい。

ちなみに、
元ネタは中国将棋の
象棋(シャンチー)だと
言われている。





高矢倉

最初にコムギと戦った時、
メルエムは「高矢倉」という
戦法で詰まれる。

これは、
ネテロ会長が繰り出した
最初の戦略。

上空からドラゴンダイヴと
共に落下する戦法を意味する。

メルエム戦は、
凄まじい早さで進む
秒速戦略。

10秒の間にありえないほどの
コマが割かれている。

このドラゴンダイヴで
コムギは致命傷を
負うことになる。

それを救おうとした王。

この作戦はあまり
意味がなかったかのように
言われることもあるが、
結果論で考えれば、
この一手は王のシに
繋がったと言えるだろう。

⇒【メルエムより危険な厄災は!?

忍の役割

次に描かれたのは、
忍の役割。

左辺から楽に崩せる展開が、
妙なツケの連打で形成される。

そして、
コムギの一手。

「忍」

メルエム「初期配置から
全く活路のなかった忍が
この一手で全盤を支配した」(245話より)

これは、
コムギを意味しているだろうか。

コムギは当初、
ただの暇つぶしで
呼ばれている盲目の女性。

当然、
王であるメルエムも
そこまでの思い入れはなかった。

しかし、
その後の軍儀を通して
コムギにただならぬ感情を
抱いてしまうメルエム。

初期配置は出会い。

しかし、
様々な行動の末に、
全盤を支配するにまで至る。

王の行動を変化させる
までに至ったと言える。

但し、
忍になりえる人物は
もう一人いる。

⇒【カイトの生まれ変わりは能力!?





忍=イカルゴ

イカルゴは、
元々蟻側の人物。

そして、
王と護衛軍の分断作戦
ではなく、
内部にいるパームの救出に
あたることになった。

この存在があったからこそ、
王の最後を見届けることが
出来たとも言える。

元蟻側という点と、
相手を見れるというパームの
能力はスパイ(忍)に
ありそうな要素も多い。

狐狐狸固(ここりこ)

負け続けたメルエムが
繰り出した新たな軍儀の
戦略。

それが、
「離隠」というものだった。

すでに10年前にコムギが
自ら編み出した技。

しかし、
それをコロしたのも
またコムギだった。

正式な戦略名は狐狐狸固。

師を孤立させる配置。

この時に、
メルエムはこう言っている。

メルエム「槍三本の速攻を決める腹だろうが」(246話より)

これは、
後に起こるゴンたちの
突入を意味する。

ゴンたちは、
元々王から護衛軍3体を
別の行動をさせるために
3チームでの行動となる。

(イカルゴはパーム救出要員)

しかし、
盤上中央に中将を置くメルエム。

そこに、
合わせて中将新。

これで詰みとなる。

中将がネフェルピトーだとすれば、
中将新がゴンの覚醒Verのゴンさん
だと感じられる。

いや、
打った場所が少し離れている
ことからゴンさんを
引き出すことになるカイトの
存在こそが中将新と言える
可能性もあるのか。

もしくは、
ウェルフィンと言えなくもない。

ただ、
軍儀の役割として、
中将は高位であろう。

やはり、
ネフェルピトーと
ゴンというのが妥当に思える。

事実、
ネフェルピトーをゴンが
倒せていなければ、
この戦いもどうなっていたか
わからない。

⇒【ヒソカは暗黒大陸出身!?





中将新はコムギ

メルエムが
軍儀での戦いの中で
編み出した戦略。

それは、
コムギが10年前にすでに
思いついていた
狐狐狸固という戦略だった。

しかも、
それはコムギが中将新の一手で
活路のない手としてコロしている。

軍儀において、
詰み手が語られるのは、
この狐狐狸固が最後。

それならば、
中将新は王をシに追いやる
何かだったと言えそう。

それは「毒」

貧者の薔薇で瀕シになった
メルエムは、
助けに来たモントゥトゥユピーと
シャウアプフを屠ることで
覚醒して復活する。

しかし、
そこにまかれた毒によって
最後はコムギの膝の上で
亡くなることになる。

なら、
この中将新はどうなるか
分からなかった一手を
活路なきものに運び出す。

毒だったと言えるのかもしれない。

いや、
中将新こそが、
コムギだったという
見方も出来る。

コムギがいなければ、
この世界はもっと蟻に侵略されて
いたのは間違いない。

少なくとも、
選別は行われ数百万人の
命が消失していたはず。

中将新=コムギ。

これもまた伏線の答え
なのかもしれない。

【こんな記事も読まれています】

⇒【強さランキング!最強は誰?
⇒【奪う人差し指の鎖はクロロから!?
⇒【ドン=フリークスはゴンの父!?
⇒【スチールチェーンはレア能力!?
⇒【ヒソカVSクロロに作者の想い!?
⇒【5大厄災と暗黒大陸
⇒【王子一覧まとめ!王位継承戦
⇒【一番危険な厄災は!?
⇒【ヒソカは暗黒大陸出身!?
⇒【ヒソカのもう一つの念能力!?
⇒【カイトの生まれ変わりは能力!?





マンガ好き.comのLINE@
●ここでしか見れない●
●記事になる前のお話を公開●
ポチっと友達登録
ID検索
【@ucv5360v】
The following two tabs change content below.

マンガ好き

各種ご意見や予想、またコメントや掲示板やSNSを含め考察記事を編集して掲載させて頂いております。史実が必要なものはそれをもとに考察しているものもあります。内容に間違いがある場合もありますが、あくまでもその時点での考察記事としてご理解頂けると幸いです。誤字脱字は都度修正しますが行き届かない点はご容赦下さい。

関連記事

コメント

    • ALLEN
    • 2017年 7月 18日 8:39pm

    私は以下のように考えました。
    ≪一手目で右翼に弓を据え≫
    弓=ノヴのハイドアンドシーク。
    ネットではゼノのドラゴンダイヴ説が多くみられましたが、ネテロ達は以下を考えると左翼です。
    となると、右翼は槍三本のモラウ達となり、ノヴのハイドアンドシークではないか?と考えます。
    ≪槍三本の速攻を決める腹であろうが≫
    槍三本・・・シュートとモラウ組、ナックルとメレオロン組、キルアとゴン組で、速攻をかけて、勝負を決める予定。
    ≪右に寄せてできた左翼の空白に余の持ち駒が死角を作る≫
    右に寄せてできた(槍三本は6名)、左翼の空白(ネテロ側は2名)に余の持ち駒(コムギ)が死角を作る。死角については後述。
    ≪槍三本と左辺の攻防で余の方が2枚失う≫
    左辺の攻防(ネテロ+ゼノとイカルゴ)。左翼と言わずに、左辺といっているのは、イカルゴを含めた戦況のことを言っていると予想。
    失った1枚目はコムギ、 2枚目はブロヴーダ
    ≪その代償で出来たその方の左翼の死角・・・!!!玉砕覚悟でここから攻め寄ると思っているだろう。≫
    やはり、ここで左翼をネテロとゼノとしないと、つじつまが合わない。
    コムギ(その代償)を介抱している(で出来た)メルエムを見て、呆然としているネテロ+ゼノ(その方の死角)に対して、メルエムが(玉砕覚悟で)ここから攻め寄ると思っているだろう。
    ≪5-5-1中将。この配置…盤中央からの攻防は無限!!正着は無い。こちらの対応次第でいくらでも長引く一局≫
    中将(ピトー)を置くことで、メルエムが玉砕覚悟で攻めることをやめた。
    メルエムvsネテロ・・・攻防は無限。正着は無い。
    キルア、モラウ、ナックルvsプフ、ユピー・・・対応次第で
    ゴンvsピトー・・・いくらでも長引く一局
    ≪9-2-1中将新。貴様、これが死路であることを知っていたな!?≫
    中将新:ミニチュアローズ発動。
    戦況では勝っていたが、メルエム・プフ・ユピーが毒によりシ亡が確定。
    この結果、キメラアント側は死路。
    ≪4-6-2忍≫
    死路に忍。まさに、コロされる寸前(死路)のウェルフィンが「コムギ」という。
    また、死路に立たされていたキメラアント側、つまり、全種族の王という目標を捨て、コムギのために生まれてきたのだと目標を変えたことで、死路がいきた。
    ≪4-7-1帥≫
    メルエムはパームの心の中で生き続けるため、死なない(4-7-1)。

    • ALLEN
    • 2018年 5月 18日 12:00pm

    序盤の高矢倉について

    これはノヴのハイアンドシークを弓に例えた
    ネテロとノヴとモラウの王が生まれる前の蟻討伐を例えているのではないでしょうか?

  1. この記事へのトラックバックはありません。

コメントするためには、 ログイン してください。

ピックアップ記事

2017.9.29

【キングダム考察】蒙恬は史実で戦国時代に活躍しない♠国の滅亡に絡まない将軍か♣

(原泰久先生 キングダム 47巻引用) 信の友人であり、 ライバルでもある 独立遊軍の将である蒙恬。 戦略眼は王翦並で、 …

よく読まれている記事

考察記事

最近の投稿

ページ上部へ戻る